Jun さんの感想・評価
4.2
物語 : 5.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
イリヤのキャラデザインは独特
1クールだとあっという間に終わってしまった。余韻を感じる暇もなく、すぐに次の欲求が出てくる。
少佐がキュートで華奢になっている。目と目の間が広くて萌え要素を感じる。プリンのような性格には合ってると思うが。独創的なイリヤの解釈。
攻殻初期のような人間精神とは何かというような哲学はなく、腐っていく社会の中で情熱と責任を持って戦うプロとして個人、チーム、組織が描かれる。
個々のエピソードでは、残念だがボクサーの話は中途半端で、単に首相周りの背景説明のだしに使われただけのようだ。
次の、14歳の声変わり前の少年の話は往年の攻殻のようだ。反社会的な行為こそがより人間的だというギャップ。視聴者はどちら側にいるのかという主体客体の転換。CGの京都の山間部も透明感があって少年のこころにあっていた。
全体的にCG表現も新しい攻殻らしかった。次が早く見たい。