鰺鱒 さんの感想・評価
3.4
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 1.0
音楽 : 1.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
大正6年 国産アニメ最初期作品のひとつ
何の気なしにこの作品を検索かけたら出てきた。
この作品もDBに入っているとは恐れ入りました。
評点は歴史的価値を鑑みて・・・
詳しくはWiki等でご確認いただきたいところですが、1917年(大正6年)に公開された国産アニメ最初期3作品(最初、ではないらしい)のうち、現存するただ1つの作品。
なまくら刀(なまくらがたな)の名称でも知られる、歴史的遺産。「日本アニメーション映画クラシックス」にて、修復映像(おそらく4分版・最長版と呼ばれるやつ?)が視聴可能。修復しきれず、見づらい箇所もあります。無声+一部文字ですが、十二分に理解可能なお話です。
一見の価値ありと思います。
{netabare}刀を買った侍が、川岸で刀をじっと見る(刃筋、刃文を見るとかいうやつかな?)ときの動作、刀の奥行き方向への移動の描写はドキッとしました。凄くちゃんとアニメーション。昨今の手抜きアニメより、アニメーション。{/netabare}