runa21 さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 5.0
音楽 : 3.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
カタリナと周囲の目的が微妙にずれているからこそ成せる笑い
これ、小説をネットで見ていた時にすごく好きになって、
アニメ化すると知り「絶対見る☆」と
張り切っていたのに、最初の4話を撮り逃すありさま・・・。
ここはと大人の権力を駆使して・・・
Amazonプライム申し込んじゃいました(テヘ)
アニメでは
カタリナの脳内会議が可愛く描かれていて、
カタリナでありながら、性格や雰囲気を都度変えている
声優さんの力量がすごいな~と
5評価にさせてもらいました。
この物語の一番の魅力は
なんといってもヒロインカタリナ。
破滅フラグしかない悪役令嬢に転生てしまい、
破滅しない道を進んでいくんですが、
その道が斜め上をいっている面白さ。
失敗しても
「まぁ、いっか。」
「むしろいい方向にすすんだんじゃねぇ?」
という、カタリナのポジティブさが
みていて面白い。
そして物語を面白くさせているもう一つの点は、
カタリナの目的と
彼女を取り巻く人たちの思惑が完全にずれていること。
カタリナはあくまでも
来るべく破滅を回避するために動き、
それが周囲から見れば、
常識はずれな行動なんですけど、
そこにひかれて人が集まってくる。
気が付いたら、彼女の周囲には
本来なら彼女を破滅に追いやる人物たちが
群がっているという摩訶不思議。
しかもカタリナに好意を抱いている現実。
それなのにカタリナは
全く自覚がないので、
来るべく破滅の時に向けて
斜め上の努力をし続けるのだった・・・。
そんな周囲がカタリナに向ける感情と、
カタリナの目的が全くかみ合っていない
そんなやり取りが面白い。
次はカタリナがどんなことをするのか
どんな壁が彼女に立ちはだかるのか
とにかくワクワクして目が離せない。