ふぁんた さんの感想・評価
2.9
物語 : 2.5
作画 : 2.5
声優 : 3.0
音楽 : 4.0
キャラ : 2.5
状態:観終わった
かつての恋人へ
美しく切ない旋律と元恋人への不思議な詩を伝言する
スカボローフェア。
そんなもの悲しい雰囲気を帯びた物語です。
大好きなスカボローフェアが一話目に使用され、
おぉ!っとテンションが上がりました。
しかしその後特に聞くことはありませんでしたが、
まさか、、、{netabare}クライマックスでかけてくるとは、、、。{/netabare}
サイモン&ガーファンクルバージョンが有名ですが、
気に入った方はぜひMartin CarthyのScarborough Fairを聞いて欲しいです。
ポール・サイモンがロンドン滞在中に影響を受けた、
このアレンジのオリジナルのミュージシャンです。
アメリカ人とは違う、やはりイングランド民謡はイングランド人が歌う味わいがあります。
アレンジはもちろんのこと、アクセントの違いや鼻から抜けるような発音の違いなど
やはり本場のイギリス 発音で聞くのは素敵です。
山田タマルさんの歌唱も素晴らしく、
男性、女性どちらが歌っても美しく儚い楽曲です。
ただ、なんとなくボーカルの性別によって喚起される風景が
少し違って見えてくるのはこの詩の妙でしょうか。
この作品には女性ボーカルがあっていますね。
他のスカボロー・フェアだと早見沙織さんのがいいです。
ゲームの楽曲らしいですが、全くプレイしてませんが荘厳で感動します!