カミタマン さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
走馬燈
全く面白くありませんでした。
かといって,つまらないわけでも無く・・・
むしろ,なんやかんやで続きが気になって一気に見てしまいました。
以下ネタバレにつき,閲覧注意
話の基本構造は,誰か1人にスポットを当て時系列を遡りそのキャラの背景を描きます。人物が分かって感情移入しかけたところでそのキャラは死亡し大戦から脱落していきます。つまり,死亡前の走馬燈を一緒に見ている感じです。
申に勝って欲しい,とか寅と丑がいい感じになるのをみたいとか,こちらの期待とは関係なくキャラたちは順番に,大戦から退場していきます。
昔,天才バカボンの歌の歌詞に「西から上ったお日様が,東に沈む」と言う部分がありました。今でも日の出,日の入りの方角を思い出すときこの歌と逆だったよなと心の中で確認します。自分は十二支の順番を「巳」から後は実はあやふやだったのですが,バカボンの歌のように十二大戦を思い出せば順番を思い出せそうな気がします。巳の扱いがやや微妙ではありますが・・・
ところで,砂粒のキャラって高校卒業後のバサネエとかなり被るように感じました。十二支に「猫」が無いのが悔やまれます(笑)
にゃにゃめにゃにゃじゅうにゃにゃどのにゃらびでにゃくにゃくいにゃにゃくにゃにゃはんにゃにゃだいにゃんにゃくにゃらべてにゃがにゃがめ的な猫耳,しっぽ付きの砂粒悪くないでしょ?
OPのパノラマパナマタウンの「ラプチャー」はしびれました。引き算ロックのかっこよさ,音が少ない分より引き立つベースのクールさ!大好きです!!(ただし歌詞に「ラプチャー」って出てくる回数が多いので何回か聞いていると「ラプチャー」でおなかいっぱいになっちゃうけどけど^^;)神曲とは言わないまでも,作中で大勢死んでいるので仏曲と言わせてもらいます。