タック二階堂 さんの感想・評価
2.6
物語 : 1.5
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 2.5
キャラ : 1.5
状態:途中で断念した
今期の「神之塔」枠。
詳細は公式でも。
韓国原作で、制作は日本(今回はMAPPA)。OPEDに韓流グループの楽曲を使用するという、前期「神之塔」と同じ構図のアニメです。
初回は単純明快。
シイタケみたいな瞳の主人公を中心に、メガネ外すと美少女JKと、クール系イケメン?の3人を、ひったくりを捕まえるという形で登場人物紹介します。どうやら、この3人はソウルのアリーナで「GOD of HIGHSCHOOL」という韓国全土から選抜された高校生格闘家による武闘大会に参加するようです。優勝者には、なんでも望みが叶う権利が与えられるという、これも「神之塔」で塔に登った奴に与えられるものと同じです。
で、Bでは予選参加者全員で、いきなりのバトロワ。順当に後々主要キャラになっていくだろうメンツ(参考書片手のメガネくんとか金髪爆乳おねえさんとか)が勝ち残っていきます。もちろん冒頭の3名も。
そんな時、優勝候補の男が遅れて登場。3人組が勝負に挑みますが、はたして……。ってとこまで。とてもわかりやすい、頭を空っぽにしても観てられる内容でした。
ひったくりをチャリで追いかけるシーンとか、さすがMAPPAの映像制作技術って感じで、作画は非常に良好です。ストーリーは、まあこうしたストIIとか鉄拳みたいな格闘ゲーム的なのが好きであれば、楽しめるのかもですね。
少なくとも、どこの国が原作とかで色眼鏡で見るということはしません。面白ければ、そんなの関係ないですからね。
これから、どう工夫していくか、ですが、単に格ゲーみたいのが続いてくだけになれば、飽きちゃうかもしれないですね。とりあえず3話まで様子見します。
=====第2話視聴後、追記です。
{netabare}
むーん……。
あらすじを書くほどの内容がありません。ヒロインの木刀は父親の形見で、それを主人公が川に落とし、ヒロインから「今すぐ消えろ」と言われます。
川を浚っているヒロインのもとに主人公が現れ「探すのは多いほうがいいだろ」と、川浚いを手伝います。その主人公にニコッ。え? こいつが落としたのに?
で、木刀が見つかった! よかった! の描写もなしに、いきなりトーナメントが始まります。メイン3人と金髪巨乳、参考書片手のメガネくんなどが、淡々とモブを叩きのめしていきます。
で、ドレッドが太極拳を半殺しにしかけているところに、主人公が割って入り、ルール違反がどうとかでゴチャゴチャしたところで終了です。
うん。今のところ、ここまでは面白さが見出せません。それぞれの武闘会に出るきっかけ的なフラッシュバックもありましたが、理解できるほどの尺をとってないので、各キャラに思い入れなど持てません。
むしろ、敵役のドレッドの苦悩と涙をしっかりやってるという。
ちょっと説明不足というか、駆け足というか……。それと、一次のバトロワ、さらにこれからのトーナメントも山が大きい……。要するに無駄なモブが多いということ。登場人物を、より強いキャラと思わせたいのかもしれませんが、初回のバトロワも今回のKOシーンだけのトーナメント初戦も、まったく無駄。どうせ8人くらいの対戦なんだし、それより主要キャラの深掘りをやっておいたほうが、キャラに思い入れできて面白くなるはずなのに……。
とりあえず次回で判断します。
{/netabare}
=====第3話視聴後、追記です。
{netabare}
何ひとつ思い入れも愛着もないキャラたちが、淡々と試合を続けるだけ。
ドレッドは再起不能になるわ、高校生だって言ってるのにアメリカ女子プロレスのお色気巨乳女はヒロインの手刀にやられるわ、参考書メガネはメインキャラのデカい方にボコられるわ、主人公はなぜか審判と試合し、審判はいきなりスタンドを出してきたけど負けるわ……。
なんだこれ。
3話まで観ても、面白さが出てきません。これ以上追いかけても無駄になりそうなので、ここでリタイアします。
{/netabare}