まつまつ さんの感想・評価
3.6
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
5話目位から面白くなって来た
最初は主人公が重度の中二病なだけの良く分からん話だなという印象で、評価の高い作品だから取り敢えず我慢して観てみようという感じだった。
そこから過去にメールを送れるようになり、更にはタイムリープが出来るまでに話が進むが、ここからはどんなに過去を改変しようともしても、まゆりは死に、まゆりを助ける為に世界線を移動しても紅莉栖が死んでしまうという救いようの無い鬱展開、しかも大家と萌郁が黒幕で二人とも死ぬという絶望感で観るのが辛くなってくる。
また、大家の電器屋でバイトしていた鈴羽が実は未来からやって来たジョン・タイターでしかもダルの娘という衝撃的事実。
ストーリーの中に色んな仕掛けがしてあって観ていて面白かった。
そしてただの中二病だと思っていた主人公の岡部も実はまゆりを元気づける為に中二病を演じていたという感動的な話。
岡部はとても心優しい人間で仲間思いの人間だった。
また、実は心がとても繊細で弱い所があるので自分自身を鼓舞するために狂魔という人間を演じていたとも思われる。
別作品で、リゼロもタイプリープ物で主人公が中二病という点では似たような設定だったが、性格が自意識過剰で思い込みが激し過ぎるので受け付けなかった。
しかし岡部については受け入れる事が出来た。
結構似た性格だと思うのだがこの違いは何だったのだろうか?
自分でも良く分からない。
23話まで鬱展開であるものの最後は良い形で終わってくれたので良かった。
これもCLANNADという似たような展開の作品があるが、そっちは受け入れる事が出来なかった。
タイムリープ物は苦手意識あったがシュタインズ・ゲートは自分に合っていたようだ。