タック二階堂 さんの感想・評価
3.6
物語 : 4.0
作画 : 3.0
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
なるほど。これを観ないと本編の意味がわからないわけだ。
詳細は公式でも。
ようやく今ごろになってサブスクで解禁されました。テレビ版を速攻で切ってしまったのも、意味が不明だったから。でも、この劇場版(当時はテレビ版の放送開始と同時公開)を観ると、なるほどと腑に落ちるわけです。
でも、今でも、あの戦略は悪手だったと思いますけどね。
海のものとも山のものともわからないアイドル育成アニメを、まずは劇場版を観ようって気にはなりませんよ。で、テレビ版を観ても前提を知らないもんだからキャラに思い入れも何もない。それにWUGちゃんたちも、当時は無名の新人声優さん。区別がつかないというところで、断念はやむなしかと思います。
でまあ、今になって観たわけですが、面白かったです。いまや名の知れた田中美海さんや吉岡茉祐さん、青山吉能さんなどが、同音の下の名前をつけられたキャラを演じています。善し悪しではありますが、それによってキャラから声優さんの顔が思い浮かぶので、紐付けしやすくなりますね。
話としては、女社長が思いつきで集めたローカルアイドル「Wake Up,Girls!」7人が、地元で活動を始めるために手弁当で奮闘するお話。途中、女社長が事務所の金を持ち逃げして、新人マネージャーとWUGちゃんたちが困窮するわけですが、そういう「がんばっぺ!」な感じが受けたのかなって思います。
いろいろ書いてしまったので、テレビ版本編に書くことないな。ま、とにかくプロモーションが本当によろしくなかったと思います。