えりりん908 さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
繰り返し、描かれつづける「悲しい予感」が・・・
第1回目から、18歳になった姫ちゃんが出てきます。
そして、お父さんの秘密のカギとなる鎌倉の古屋へと赴き、
姫ちゃんが知らなかった、知ろうとしてこなかった、お父さんの秘密に、
初めて触れる・・・
なんだか、もう、最初から悲しみ色でいっぱいで。
コメディの振りしてるけど、
実際コメディなんだけど、
お母さんも。
そしてお父さんまでも。
喪失感でいっぱいな展開。
お話自体は、この18歳の姫ちゃんのことは折にふれて出てくるけど、
基本的には姫ちゃんが10歳の頃の、
軽い笑いを誘うコメディです。
けっこう、この軽いノリが楽しくて、
で、お父さんのカクシさんがやたらと女性にモテるので、
作画もパステルっぽい独特な感じだし、
なんかついつい見続けていました。
一子先生、「石原さとみとか?」っていうのをはじめとして、
照れたりボケてたりしていて、やたらと面白かったです。
あと、親子での旅行のときだったかな?
「伊豆のバジリコ」!
思わず大笑いしちゃいました。
初回からずうっと、最終回に向けた
親子のその後の見せ方で、
泣かせに来るんだろうなあ、
泣け泣け攻撃だったら嫌だなあって思っていたら・・・
まさかまさかの、
意外な結末!
なんかこういうエンディングって、
予想外で、
すごーく幸せな気分で、観終えられました。