「イエスタデイをうたって(TVアニメ動画)」

総合得点
76.5
感想・評価
482
棚に入れた
1751
ランキング
704
★★★★☆ 3.6 (482)
物語
3.5
作画
3.7
声優
3.7
音楽
3.5
キャラ
3.5

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ウェスタンガール さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

涙でいっぱい

ガチのビートルズファンではない。
ただ、ラジオをひねれば、いつも流れていたのがビートルズであった。
そんな訳で、聞こえてくるメロディとともに蘇る心象風景が、イエスタディに“失恋ソング”という勝手なイメージを植え付けていた。
まあ歌なんて、本来そう言うものかもしれない。

元々それは、ポールが14歳の時に死別した母親への想いを綴った歌であり、突然の“大切な人との別れ”を嘆くという、広く愛を失う苦しさを描いたものであったそうだ。

 昨日までのぼくには、愛なんてイージーゲーム
 今は消えてしまいたい
 あんなに信じていたのに

突然の別れに狼狽し、自己中であったことに気付くわけだ。

そして、忌野清志郎の“イエスタディをうたって”である。

 あの娘は僕にイエスタディをうたってと言った
 忘れられない言葉さ
 悲しそうな瞳で、悲しそうなくちびるで

僕はやっと気付くのである。

ちなみに、これはRCサクセションのセカンドシングルのB面であり、A面が“涙でいっぱい”であった。

 今はもう遠くで君の笑顔を見るだけさ
 どうしてさけるのさ
 こんなに好きなのに
 もう一度目の前で笑っておくれ

非常によくできたハートフルラブコメディである。
リクオとシナコ、大人になり切れない、心優しき自己中な二人が、ハルとロウ君の一途な愛に振り回されるお話。
ハルを演じた宮本 侑芽さん、まさにはまり役でした。
そして、彼女の一途さを歌ったエンディング、酸欠少女さユりの“葵橋”も良かった。
縦スクロールのゲーム画面が気が利いている。

game over
retry?
(y/n)

投稿 : 2020/06/29
閲覧 : 444
サンキュー:

29

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