kabaj31 さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
怖い。
R15指定のアニメ映画。
81分。
実写の方でも、パーフェクト・ブルーという映画があるようですが、
そちらは原作が別で、内容も全然違うみたいです。
原作の竹内義和さんは、かつてあった関西の1008KHzみたいな周波数の日曜の深夜にやっていた某ラジオ番組の人という印象です。
最近は怪談の語り手なんかもやっているようです。
内容はアイドルから女優に転向した主人公のお話です。
かなり複雑な内容です。
・オタクから見た視点
主人公はきっと女優という仕事を不安がっているはずた、という勝手な思い込み
アイドルに戻って欲しいという願望
・主人公の視点
女優という仕事への不安はあるが、前向きな姿勢
濡れ場も頑張って挑戦してみる、これも前向きな姿勢でいる
しかし、心の深い部分では大きなストレスを抱えている?
オタクの願望と主人公の不安、
この2つの方向性が”別の主人公”を生み出していく感じです。
全然上手く説明できません。
ドラマの撮影スタジオや舞台裏が中心で、その辺がシナリオに上手く絡んでいると思います。
これはドラマの撮影なのか現実なのか、そういった部分の見せ方が映像的な面でも上手いと思いました。
メタ演出のようなものは無かったと思いますが、
精神的に気持ち悪くなるような怖さ、不安を煽るような演出があります。
あと、エログロもかなりあります。
声に関しては、普通に上手いと思います。
名前を見たら有名な人でした。
あと、北野誠がレポーター役で友情出演していたのが少し笑えました。
全体的に非常に気持ち悪く、気持ち悪いものを見たあとは気持ち悪いです。
あんまりお勧めはできませんが、気持ち悪くなりたい人は止めません。