「ユーリ!!! on ICE(TVアニメ動画)」

総合得点
76.2
感想・評価
741
棚に入れた
2987
ランキング
735
★★★★☆ 3.9 (741)
物語
3.8
作画
4.1
声優
3.9
音楽
4.0
キャラ
3.8

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ネタバレ

まにわに さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

思ってたよりも動く

動きが説得力になっている。動くのがスケート中だけだと、スポ魂的になんだかんだで出来る人になってしまうので、それ以外でもよく動く。あまり気にならなかったが、中盤以降は絵を崩すほうが多くなったような気がする。

1話:{netabare}同種の別物、同じでも差があるもの、共通点はあるが結び付きそうにないものを結び付けるための、念入りな対比の数々。
2つの同じ名前、ロシアと九州、桜に雪、温泉にスケートリンク、スケートの動きとそれ以外の動き、対にして同居させることで、あり得なさそうな結末を、ある意味予定調和のように導いている。{/netabare}

見終わって:{netabare}ヴィクトルが越えられない壁になり、2人のユーリで競い合って超えられるまでに達したという結末は穏当だが、そこに到るまでの構成は興味深く見れた。

逆説的に理解することが多く、順接は女子向けに話が進められ、おいおい納得しながら見続けるのはしんどい作業となった。
・ファイナルに残るくらいだから実力者のはずだが、なぜこんなヤツがという印象がしばらく続く。元々できる子と思えたのは4話あたりで、少しずつアスリートの面を見せてはいくが、最終的にJJですらという理解になる。
・このタイトルで演技するのは、よほど自分のことが好きでなければ、という4話。
・勇利のスケート人生を表しても、彼のファンでなければ面白くもなんともないわけで、5話で国内の人気を描き、アウェーだと演技の意味を変える必要があるという6話。
・7話の勇利の反応は独りで戦ってきたが理由だと思うが、独りの様子が具体的に描かれることはなく、要は理詰めでもなく根拠もない痴話喧嘩、からの、意味を変えるはずのFSでスケート人生にヴィクトル要素を入れたのが最終話の振りで、エロスでほのめかしたのが実ははぐらかしだった。
・8、9話のタイトルでVSと言いながら、直接の対決要素がカツ丼vsカツ丼ピロシキにしかなく、10話が決戦に向けた話がないのがむしろ別れを感じさせ、最終話を去就でまとめる。{/netabare}

投稿 : 2020/06/28
閲覧 : 277
サンキュー:

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