ローズ さんの感想・評価
3.1
物語 : 1.0
作画 : 3.5
声優 : 5.0
音楽 : 2.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
声優の演技力
ミミナシと呼ばれている怪物が恐れられている世界。
イクイップメントという機械にプレイヤーという操縦士が乗って戦う。
ジミという英雄に憧れているエコヲはミュウと出会い、旅に出るのであった。
ストーリー原案に「じん」。
嫌な予感がしました。
『メカクシティ―アクターズ』みたいな駄作になるのかなぁ?と思っていたら……
予想通り。
じんさんの世界が好きな人向けの物語。
好きな人、ごめんなさいm(_ _)m
私の好きな音楽とは違う世界の人です。
音楽はエンターテイメントの1つ。
人間の感情を豊かにするものです。
コロナ騒動のために、自粛で外出できず、ストレスが溜まった人も多いでしょう。
そのような負の感情を払拭するのがエンタメの力。
音楽は人間の活動に必要な物。
ただし、好きなジャンルでないと、反対にストレスが溜まります。
ボーカロイドを否定するつもりはありません。
勿論、音楽を創るじんさんも。
ただし、私の好みはハードロック。
最近はロッククラシックも勉強中です。
温故知新。
現在、活躍中のミュージシャンにもルーツがあります。
好きなミュージシャンがいたら、その人のルーツを辿っていくのも楽しいです。
私が注目したのは声優陣。
実力で選ばれた精鋭揃い。
特に注目したいのはミュウ役でEDを歌っている高橋李依さん。
『このすば』・めぐみん、『ゆるキャン△』・斉藤恵那、『からかい上手の高木さん』・高木さん、
最近では『かくしごと』・後藤姫で注目した人が多いでしょう。
私は高橋さんの事を甘くみていました><
EDで歌っているのを聴いて反省。
あらためて、凄い声優さんだと実感させられました。
本作品はEDを聴くだけでも価値があります。
「音楽は世界を救う」というストーリーは昔から使われてきました。
『マクロスシリーズ』なんて、その代表格。
本作品の物語自体は凡庸。
過去の名作を超えられません。
音楽にこだわって、ストーリーを捨てた感じ。
人間に音楽は必要です。
しかし、個人を救うだけで世界を変革する力は無いと考えています。
どんなに偉そうな大義名分でも、お金が絡むと俗になりますから。
見どころは豪華声優陣の名演技!
じんさんの創作物に対する評価で受け止め方が変わる内容でした。