鸐 さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
各話監督制
監督は巨匠が多かった。
各話監督制といえば
迷い猫オーバーラン!
18if
もそうだっけ、まともに見たことないけど。
こういう我の強いアニメは30分まともに見られないので3分で丁度いい。
1話
監督:大地丙太郎さん
【代表作】おじゃる丸・ギャグマンガ日和
作画:大島りえさん
美術:湖山真奈美さん
フェルトペンで作画してる。影はついていない。動きがしっかりつくられていて、テンポよく動いているので見ていて気持ちがいい。
背景はデジタルで描かれているので、キャラがより引き立って見える。
後々の奇抜な手法を考えると、最もオーソドックスなアニメ手法なのかな。
2話
監督:杉井ギサブローさん
【代表作】銀河鉄道の夜・あらしのよるに
脚本:岡田麿里さん
原作は読んだことがないけれど、四コマものだということで、一つのエピソードを掘り下げたドラマが印象強かった。
物語が常に布団の中で、江古田ちゃんのモノローグなので、見せ方がかなり工夫されている。
スマホを見ながら眉毛を抜くのって、やったことないけど、難しいと思う。きっと明かりがないから苦肉の策で編み出されたのかな。
線の不安定なので絵柄がシンプルでものっぺりしない。勉強になった。
3話
監督:しぎのあきらさん
【代表作】クレヨンしんちゃん オタケベ!カスカベ野生王国・恐竜少女ガウ子
女人の裸を描くことに抵抗があるということで、動物化しているのこと。
子供向けアニメに携わることが多いのでなおのことなのかもしれない。
感性が独特なんだけど、野生王国は割と好き。
4話
脚本・監督:望月智充さん
【代表作】pupa・バッテリー
キャラクターデザイン/作画 安田好孝さん
美術がなく、作画で背景もまかなっている。
色が淡いテイストだけど、結構手間かかって作られてるのね。
監督はめっちゃ仕事できるマンって感じがしました。
5話
脚本・絵コンテ・原画・動画・仕上げ・色彩・背景・音響監督・音楽・効果:米たにヨシトモさん
【代表作】笑ゥせぇるすまん・食戟のソーマ
全編監督の手書き…演出歴から常にメジャー級の方というイメージがあったので、NHKのショートアニメっぽいつくりはなかなかの衝撃。
あと見た目が若い。
6話
シナリオ・コンテ・監督:髙橋良輔さん
【代表作】装甲騎兵ボトムズ
キャラクターデザイン/演出/作画:吉井沙江さん
アニメーション制作:手塚プロダクション
おお、ロトスコープだ。色遣いが日本画っぽいのが面白い。
7話
監督:三沢伸さん
【代表作】頭文字D・Dr.リンにきいてみて! ・陸奥圓明流外伝 修羅の刻
子供の時に見てたアニメの監督だ!最近はあんあり監督業はやられていないようですね。毛糸の実写合成がマドまぎの魔女演出っぽいなと思ってしまいました。
8話
絵コンテ・監督:小島正幸さん
【代表作】MONSTER・ピアノの森・メイドインアビス
キャラクターデザイン・演出・背景・美術・作画・色彩設計:谷紫織さん
EDアニメーション:平岡政展さん
撮影・編集:向純平さん
アニメーション制作:Kinema citrus Co.
世界観がふわっとして一般受けしそうなデザインだし、程よい友情ドラマですっきりまとまってとってもおしゃれだった。
9話
監督:高橋丈夫さん
【代表作】狼と香辛料・まおゆう
ワンカット演出(ワンカット風?)が特徴。短い中で、キャラの個性が際立って面白い。
10話
監督・絵コンテ・演出:長濵博史さん
監督(分身)・人形デザイン・出演・操演・絵コンテ・演出・撮影:笹岡由梨子さん
まさかの人形合成アニメ。現代美術家の笹岡由梨子さんの世界観。
しかもよくわからない歌を歌っている。
どうやって作ったのか興味はあるけど、感性が独特。
この企画の自由度が振り切った産物でした。
11話
脚本・絵コンテ・原画・動画・仕上げ・色彩・背景・編集・音響監督:コバヤシオサム:コバヤシオサムさん
【代表作】BECK・Paradise Kiss
下北系女子の江古田ちゃんだね。
MVのような風合いを醸し出していた。
鉛筆の風合いが良い。
12話
監督・キャラクターデザイン・作画・色彩設計・撮影・動画・仕上げ:森本晃司さん
【代表作】MEMORIES 彼女の想い出・18if
音楽・江古田ちゃんの声:たむらぱんさん
内容はカオスだけど、マジで絵が上手い。