ハウトゥーバトル さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
時代設定が違うとはいえ叩かれそうな作品
序盤 おお
中盤 まぁうん
終盤 ええと
この話は画家になりたい貴族の女の子の話
ジャンルは芸術・女性差別
まぁ全体的なイメージとしては普通です。少女漫画風の展開だったのがちょっと気になりますが、序破急がちゃんとしたストーリーでした。
序盤のつかみも中盤の盛り上がりも終盤の着地も他作品に引けを取らずに、かといって他とものすごく違うわけでもなく。かなり印象に残りにくいですが、まぁ忘れないうちに書いていきます。
本作では「女性差別」というのが取り扱われます。もちろん現代の日本ではそんなことをしようものならものすごく批判を浴びると思うのですが、舞台背景としては「ルネサンス期のイタリア」なのでまぁ昔はそうだったという歴史的事実として受け入れるしかないです。
基本的に「女だから」や「女なのに」という言葉が多々出てきます。なので自分は過激派フェミニストかなって自覚ある方は見ないほうが良いと思います。まぁ自覚してる人なんているかどうかはしりませんが。
ともかく本作はイメージが残りんにくいですが、ちゃんとした序破急と丁寧な展開と作品のテーマにより全体的に好印象です。
監督は浜名孝行さん。テニヌやオーフェンの監督をされた方ですね
シリーズ構成は吉田玲子さん。ヴァイオレットやのんのんびよりのシリーズ構成をされた方ですね。確かにヴァイオレット風味は感じたかな?
キャラデザは宮川智恵子さん。初のキャラデザだそうですね
劇伴は伊藤ゴローさん。TVアニメの劇伴は初だそうですね
アニメ制作はSeven Arcsさん。合併後は一応初の制作だそうですね
作画は普通でした。
opは坂本真綾さん作詞歌唱、水口浩次さん作曲、河野伸さん編曲の「クローバー」
edは西直紀さん作詞、山本玲史さん作曲、h-wonderさん編曲、ダーチャ役の安野希世乃さん歌唱の「晴れ模様」
op結構好きです
声優さんはよく、キャラにとても合っていたと思います。
総合評価 見ても損はない全体的に良作品