テナ さんの感想・評価
3.7
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:----
本にまた一歩近付いた。
1期の続編。
アニコレの皆さんの1期への全体的評価はかなり良かったと感じています。
物語もこの2期からが深くなりましたね。
今回もマインは色々と大変ですね。
慣れない新生活から側仕えの問題に孤児院や騎士団などそりゃ、もぅ色々と大変でしたが、マインは頑張っていましたね^ ^
1期同様安定の面白さがあり今回は人間関係に大きく踏み切ったりファンタジー要素を入れたりと飽きない仕様ですね。
で、今回はマインの前世の記憶が少し明らかになりました。
最終回を見て思ったのは伝える大切さ。
マインの為に夕食を準備したお母さん。
マインはこの頃はあまりご飯を食べてなかったのかお母さんの優しさでマインの好きなものを準備したらしいですが、マインは本に夢中でご飯を拒絶してしまいます。
そのお母さんの背中が寂しそうに心配してそうに辛そうに見えてしまいました。
マインはこの時に取った態度を後悔していました。
謝りたい、お別れを言いたいと…
実は私も似た経験があります。
私の場合は、お婆ちゃんなのですが私は当時反抗期で荒れていて、つまらない事でお婆ちゃん当たってしまいました。
暴言ではないのですが、自分のつまらない一言を思いっきり感情を乗せて放ってしまいました。
この頃、よく家族で父の実家に帰省していたのでその日はピリピリした空気の中私は家族と帰宅。
その数週間後にお婆ちゃんは亡くなりました。
マインと同じでつまらない意地で無闇に吐き捨てた言葉は取り返しが付かないけど、謝る事もお別れをする事も出来ない。
今でも後悔しています。
人間だから愚痴るし、怒るし、八つ当たりする…だから仕方ないけど、勢いに任せて放つ言葉には気をつけないとですね。
このエピソードは本好きのエピソードの中で一番刺さった物語。
マインはその事を思い出してお母さんに「ありがと」を伝えます。
誰もが、友達、家族、先生、上司、部活、先輩、後輩、沢山の人にお世話になってると思います。
親しいほど、そう言う感謝を伝えるのは照れくさかったりするんですよね…
マインの様に素直には中々…でも、それって凄い大事な事だし言われて悪い気はしないと思いますし。
と。まぁ、そんな大切な事を再認識させてもらえた最終回でした^ ^
第三部もして欲しいですね。
続きが気になります