森可成 さんの感想・評価
3.1
物語 : 3.0
作画 : 4.5
声優 : 2.5
音楽 : 2.5
キャラ : 3.0
状態:観終わった
食わず嫌いはもったいない、結構笑える
とあるレビュアーさんの
レビューを見て鑑賞しました。
you tubeで見れるとのことだったので。
本作のサムネを見た瞬間、
皆さんは何を想像しましたかね。
よくわからない機械の中に
不気味な人間の顔が見える。
はて、これは一体なんなんだろうか。
私は単純に死体なんだと思いました、
さて実際はどうなのか、
内容ですが、
商業作品ではありませんので
そこは暖かい目で見る必要はあります。
ただ映像見たら完成度の高さに
びっくりすると思います。
公式サイト等でバックストーリーは
書いてあるようですが、
知らなくても見る上で
問題にならないです。
見た後で気になれば見て、
ふーん、そうだったのか、
で済みます。
そんな不親切さも魅力の一つだと思います。
全編コマ割りで作っているように見えますが、
背景の一部はCGなのかな。
コマ割りは、実物のセットの中で
フィギュアを少しづつ動かしながら
静止画を撮影、それを繰り返す手法です。
パラパラマンガみたいなものです。
「ウォレスとグルミット」とかがそうですね。
本作はやたら滑らかに動きますが
それでもコマ割りだとはっきり
わかる動きです。
それがこの作品の得も言われぬ味かと。
登場キャラクターが全員賢くないのも
あって笑えます。
ストーリーは正直あってないようなもの。
その上不気味で奇妙で救いがない。
でも不条理ではない。
暗いだけの話でもない。
何かスゲーもん見たぜ、
って自慢したくなったら見て下さい。