@ねみゅ さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
お気に入り総評『少し違ったアニメを見たい方へ』
○物語
→中世ヨーロッパ風な世界を舞台にした行商を題材にした物語。
行商人であるクラフト・ロレンスが、旅の途中でひょんな事から
狼である『ヨイツの賢狼』ホロと出会い旅の道連れに。
二人はホロの故郷であるヨイツを目指しながら、行商を通じて
様々な騒動を経て絆を深め合っていくのです o(-ω-o)
○キャラクター
→クラフト・ロレンス = 福山潤
二十代半ばの青年という設定になっていますが、アゴひげや
銀髪が白髪に見える事からもう少し上の年齢に感じるでしょう。
性格は、温厚ながら行商になると熱くなることも。
若干ヘタレな部分もあり、それでホロと喧嘩することもありますが
やるとはやる男。セコイと思ってもそれは行商人ですから!!(-∀-。)
→ホロ = 小清水亜美
狼であり麦の神様である美少女。先の白い尻尾と立った獣耳が特徴で
口調が廓(くるわ)言葉なのが男性のハートをがっちりキャッチします。
何百年と生きてきただけあって、知恵は豊富でロレンスの行商を
手助けすることもしばしば……。それでいて時たまに見せる可愛らしい
表情がなんともいえないわけですねぇ(*・∀・)=3
※この他には、レギュラーといえるキャラは登場しません。
○音楽
→OP『旅の途中』 歌:清浦夏実
個人的にはかなりお気に入りの曲です。OPでは直に歌い始めますが
原曲ではちゃんとしたイントロが存在します。ただ正直言えば、
イントロ無しの方が幻想的でアニメの印象もあってか、アップテンポの
イントロが蛇足な感じがします。もっとも原曲はそのままアップテンポ
で構成されてますので、コレはコレでありかな?と思っています。
→ED『リンゴ日和 〜The Wolf Whistling Song』 歌:ROCKY CHACK
英語なので何言ってるか分からない。だけど良い曲っぽい。
と感じた方が多いのではないでしょうか?歌詞の内容としては、
狼の少女が口笛を吹きながら旅をするという感じでして、つまりは
ホロをモチーフにした曲ということですね。かなり歌詞がユーモアで
和訳するのは難しいです。とはいっても良い曲は良い曲ですね。
また、EDの二人が可愛らしくて好きでした。
※最近のアニメでは珍しい(?)ですが、挿入歌はありません。
○総評
→1期は、13話で構成されています。
→何人も何人もキャラを登場させるアニメではないのに、ここまでヒット
したことこそが、このアニメの質を物語っていると思います。
学園・ファンタジー・戦闘・恋愛...etc そんなありきたりな作品に飽きた
方にぜひオススメする作品です。(`・ω・´)
※余談ですが(なんちって)狼と香辛料の由来ですが、狼はそのままホロを
香辛料はロレンスのことです。これは6話において、
ミローネ商会のマールハイトが、商売の節度を説くため正教会が創作した
戯曲のお話で触れられていますので、ぜひご鑑賞ください。