「ソードアート・オンライン アリシゼーション War of Underworld(TVアニメ動画)」

総合得点
77.4
感想・評価
580
棚に入れた
2982
ランキング
625
★★★★☆ 3.7 (580)
物語
3.5
作画
3.9
声優
3.8
音楽
3.7
キャラ
3.7

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二足歩行したくない さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ドキッ!丸ごとAI NPCだらけの仮想世界大戦

SAO3期の第2部。
前作、"ソードアート・オンライン アリシゼーション"の直接の続編で、本作のラストも次回に続く終わり方になっています。
特に本作は最終話の12話で話の区切りもついておらず、終了時には通常通り13話の次回予告も行われます。
本作だけ見ても話途中で、3部も見ないと完了しないため注意が必要です。

引き続きアンダーワールドが舞台となります。
セントラル・カセドラルにてアドミニストレータを打ち破ったキリトは、フラクトライトに問題が発生し心身を喪失してしまう。
整合騎士アリスはそんなキリトを連れ、ルーリッド村の外れで彼の面倒を見ながら静かに暮らしていたが、ダークテリトリーの襲撃が近い事を知り、半ば廃人となったキリトを連れて戦場に赴く。
一方で、前作ラストで謎の襲撃にあったオーシャンタートルでは、襲撃者が目標とするアリスを奪うためにアンダーワールドにログインする。
また、オーシャンタートルにいたアスナもまた、アンダーワールドへのログインを決意する。
アスナが実際にアンダーワールドに登場するのは後半になってからで、本作も基本的に、仮想世界のシーンがほとんどです。
また、キリトが精神喪失状態のため、本作はほぼAIのNPCがメインです。
ただのNPCじゃないという説明は前作からあったものの、本作から初めて登場するキャラも多く、新規キャラが「毎度おなじみ、整合騎士の~~様」でございと登場し、新規の「敵幹部の~~様」と熱いバトルをするシーンが何話も続くため、このシーンって必要なの?と感じることが多々あったように思えます。
おもしろくなったと思えたのは後半、ようやくアスナが参戦したあたりからで、それまでは展開のテンポも良くなく、敵味方共にキャラの魅力もあまり感じられませんでした。
レイパー侯爵のライオスや、全裸のアドミニストレータ様が懐かしいです。

そんなわけで個人的には今ひとつな感じでしたが、ただ本作ラストでは、今後いつものパーティーが参戦するような感じを匂わせていて、敵の大将も過去のSAOのボスに引けを取らないHENTAIの雰囲気が醸し出されているので、次回作については期待できそうな終わり方だったように思えます。
状況に絶望感を感じられないのが難点で、いつものメンバーが参戦しても、一方的な敵の虐殺ショーが始まるだけじゃないかと思わなくもないですが。
とりあえず、これでリアタイに追いついたので、7月からの次回作を楽しみにしています。

投稿 : 2020/06/13
閲覧 : 248
サンキュー:

10

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