むくち さんの感想・評価
2.2
物語 : 1.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 1.0
状態:観終わった
能力バトル系をやりたい!との気持ちだけでつくったのでしょうか?
どうなんでしょう?
多分能力バトル系をやりたかったのでしょうが世界観やゲームのルール等があやふやに感じました。面白い作品ではありませんでしたが、終始ツッコミ入れながらみていました。そこを踏まえると楽しめたのかもしれません。
1話を見て時系列で感じたことを記載します。
序盤の主人公の友達が着ぐるみに殺害されるシーン
・正直飽き飽きした設定、既視感すらおぼえる(デスゲーム)
・カッターを飛ばすよくわからない能力(自身の周囲に回転させるだけで勝てたのでは?それとも射出限定の能力?)
・ヘルプメッセージ送る意味(後に思ったがゲーム参加者ではない主人公にメッセージ送ってどうするつもりだったのだろう?もしかすると救急車呼べるのでは?(伏線))
ゲームに巻き込まれる主人公
・押すなと言われているのにアプリを起動する主人公(押すな)
・蛇に噛まれ気絶(これも後に思ったが主人公だけ気絶した。なにかの伏線かとも思ったが最後まで回収はなかった。描写がなかっただけ?)
能力発動&初陣
・触れたものを複製する能力?
・出歩くなと言われたのに出歩く主人公(出歩くな)
・ゲーム開始時にどこかに飛ばされる(と思ってたけど現実で行われてた。ならなぜ一緒に電車に乗っている着ぐるみに気づかないのか。透明になって近付いてきたのならば、なぜ主人公の位置を特定できたのか?ゲームが始まる前に使用制限のある能力を使うメリットは?透明のまま近付いて殺害すればいいのでは?と、後半になるにつれひたすら疑問が浮かんできた。腹立つ)
・ちょうど開く電車のドア(運良く主人公が電車から脱出する。運転手がみてたのか?見てたのなら通報しろ)
・普通に歩いてる駅の人々(反応が希薄すぎる。主人公が警察を呼べと叫んでいるのに笑ってる。ひどい)
・巻き込まれて殺害される警察(なぜか一切事件にならない。とくに説明もなかった。)
・真後ろ至近距離からボウガンを発射して後ろ右肩に当てる友達キョウダ(へたくそだから刺される)
・ボウガン3発くらっても結構元気な着ぐるみ(自分はナイフで描写があっただけでも3人一撃で殺してるのに)
・日が傾くまで瀕死の友達を連れ回す主人公(移動しながら救急車呼べるよ?)
・腕と太ももの矢は抜くのに肩の矢は抜かない着ぐるみ(しかも太ももだけ包帯を巻く謎采配)
・救急車は呼べない(ゲーム中外部との連絡に使えるのはDゲームアプリだけみたいです…通行人の携帯でいいのでは?普通に車も通ってますし。そもそも外にいるのに外部とは一体…真理)
・ダッシュする着ぐるみ(太もも大丈夫?)
・透明化して喋りながら銃を打つ着ぐるみ(透明のメリットを自ら削っていく謎采配)
・右手で殴る着ぐるみ(まだ右肩に矢は刺さっていました。というか拳銃も右で打ってた。)
・運悪く車に轢かれる着ぐるみ(一番笑った。)
このような感じの1話でした。
ツッコミどころ満載の仕上がりで僕は以外に楽しめました。(アニメとしては楽しめませんでしたが…)
全話拝見しましたがほぼこのような感じです。真剣に考えれば考えるほど期待を裏切られる結果になるかもしれません。まだモヤモヤしています。
ところで作品内でこのゲームをデスゲームと表現する場面が多々ありますがこれってデスゲームですかね?降参してもポイントの移動があるだけに思えたのですが…プレイヤーの中に過激な人間が混じっているだけにしか見えません。
負けたら死亡の強制対戦型のルールでしたらデスゲームと言われるのも納得なのですが、その辺のルールも無さそうですね。
最後に
主人公にご都合主義なのはまだ理解できます。数ヵ月で格闘技が身に付くのもなんとも思いませんし、友達が殺されてはじめて殺人に手を染めるのも別にいいでしょう。しかし主人公側が積極的にプレイヤーを殺しはじめるのはよくないと思う。自分達が勝手に決めたルールを他人に押し付け、破れば殺す。王と本質的に同じことを最終話にしてやり始めたので驚きました。
疲れた