ハウトゥーバトル さんの感想・評価
4.4
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
「それ」は形と真と理をあらわす
序盤 おお
中盤 ええ
終盤 これは
この話は形と真と理を代償に「モノノ怪」を消す薬屋の話
ジャンルは妖怪・ホラー
この作品は「怪~ayakashi~」の「化猫」に焦点をあてた和製ホラーオリジナルアニメです。要は続編です。ホラーとは言いますが別にホラー要素は少なかったように感じました。ただ絵柄にゾッとすることはあるかもしれませんが、正直それだけです。別にそこまでホラー要素はないと思います。
ないと私が思っているだけですが、もしかしたら「全然ホラーじゃん!」て方がいらっしゃるかもしれませんが、その時はすみません。
さて本題です。この作品はかなり不思議な作品となっています。言葉の間、色彩、話の構想、どれもが非現実的、幻想的なものでした。妖怪を主題としているため作品の雰囲気ととても合っています。
さてかなり特徴的な作品ですが、内容も素晴らしいです。序盤の掴みは良く、不思議な世界観に飲み込まれていきます。中盤でも盛り上がりを見せ、独特の雰囲気は崩さず物語が展開されていきます。まぁ展開するといっても12話5エピソードなので各エピソードで盛り上がりが存在しているといったほうが正確なのでしょうが。終盤は5エピソード目が流れるだけですが、普通に面白かったです。
エピソードごとに登場人物は変わっていきます(主人公は変わりませんが)。様々な人たちが各々の役割を果たしています。とても個性がありキャラのデジャブ感がありません。
主要スタッフは化猫と同じですね
シリーズディレクターは中村健治さん。
キャラデザ・総作監は橋本敬史さん。
劇伴は高梨康治さん。
アニメ制作は東映アニメーションさん。
作画は独特でした。表現はとても素晴らしかったのは確かですが、作画が良かったかまではちょっと分からなかったです
opは香和文さん作詞、小松亮太さん作編曲、小松亮太さんとチャーリー・コーセイさん歌唱の「下弦の月」
edははしもとみゆきさん作詞、谷口尚久さん作曲、CHOKKAKUさん編曲、JUJUさん歌唱の「ナツノハナ」
総合評価 独特すぎてかなり面白い