ゑゑゑゑゑ さんの感想・評価
4.8
物語 : 4.5
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
あすか先輩
2は完全に {netabare} あすか先輩{/netabare}の物語でしたね。
現実は残酷ですね
人の気持ちはわかったつもりでも、完全に理解することはできない。
あすか先輩は久美子に言いました。
{netabare}『境界線引いて、踏み込む事は絶対にしなかった…、気になって近づく癖に、傷つくのも傷つけるのも怖いからなあなあにして…、安全な場所から見守る。』
『そんな人間に、相手が本音を見せてくれていると思う?』{/netabare}
久美子に向けられたその言葉はグサグサと刺さります
でも部内の人間関係なんて、そんなもんですよね。
半年ちょっとの付き合いで、相手の気持ちにズカズカ入ろうとする人なんてそうそういないし、傷つきたくないから俯瞰して物事の行方を見守るのが普通の人間、普通の下級生ですよ。
本音が言い合える関係なんて部内では幻想に過ぎない。
なんか、あすか先輩のこの言葉って部活動の人間関係を全て表しているような気がするんですよねぇ。核心を突いているというか。
そんな言葉に真っ向からぶつかった久美子
痺れますよ
部活を途中で辞めた身としては、このアニメで色々考えさせられましたね。
退部したの正解だったのかなぁ…なんて
こんなに感情移入できるアニメは久々でした。良かったです。