みゃー さんの感想・評価
3.2
物語 : 2.5
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
意外と人生訓が込められた作品?
小説(なろう)原作、原作は未読
主人公は前世で自分がプレイしていた
乙女ゲーム内の悪役令嬢に転生します。
お馴染み異世界転生系ですね。
ザックリ言うと主人公が自身に降りかかるであろう
バッドエンドを回避するために色々と頑張る話です。
{netabare}最終回のラストでカタリナはこう言います。
「悪役令嬢に転生してしまって、なんてツいてないんだ、不幸過ぎると嘆いた日々。でも今なら大きな声でこう言える。私、カタリナ・クラエスはとても幸せ者だと。」
この言葉は割と印象的で、私の好きな十二国記に出てくる才王様の言葉(「人が幸せであるのはその人が恵まれているからではなく、ただその人が幸せであろうとしたからなのです。苦痛を忘れる努力、幸せになろうとする努力、それだけが人を真に幸せにするのですよ。」)にも通じるものがあって、それを体現したカタリナはまさに自ら幸せを掴み取ったのだと思いました。
最後にエンドクレジットについて。
カタリナ・クラエス(議長):内田真礼
カタリナ・クラエス(弱気) :内田真礼
カタリナ・クラエス(強気) :内田真礼
カタリナ・クラエス(真面目) :内田真礼
カタリナ・クラエス(ハッピー) :内田真礼
これ、すごくもったいないと思いませんか?
私は別に内田真礼さんのファンでもアンチでも
どちらでもないですけど、正直これを見て
「内田真礼すげーだろー!ドヤー!」と
押しつけられてる様に感じてしまいました。
これじゃせっかく演じ分けているのが台無しですし、
内田さんに対しても逆に失礼なのではと感じました。
こういうのは敢えて載せずに知らない人が後々調べて
実は全部1人の声優が演じていますって分かるほうが
いいと思うんですけどね。{/netabare}
なにはともあれ2期がどのような展開になるのか気になります。