うにおいくら さんの感想・評価
3.2
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
それなりに面白かったが、オジサンにはどうだろう?
原作は、城平京による第12回本格ミステリ大賞で小説部門を受賞した小説。
内容は怪異絡みのトラブルを解決する話。
ジャンルはミステリーなんだろうけど、オジサンには判り難い内容かもしれない。
面白くない訳でもなく、最後まで観れた作品だが、こういったジャンルの小説やアニメに馴染んでいないと『なんでそうなるのか?』が分かりにくいかもしれない。
ちなみにオジサンである私は何となく理解していた程度だと思う。
なのでその推理が無理があるのかどうかツッコむこともできなかった。
という事で、難しい事は考えずに素直に雰囲気を楽しむことで最後までそれなりに楽しく見る事が出来た。
ちなみに原作の小説は読んでいないが、もし読んだとしたら理解できなかっただろうと思う。
これはオジサンだからというよりも、私自身の理解力の低さが原因かもしれない。
ヒロインはラーメンの湯切りが得意な鬼頭明里だが、彼女は『グレンクレスト戦記』に引き続き押しかけ彼女役。
案外こういう頭の切れる押しかけ女房役が結構似合う声なのかもしれない。
主人公は宮野真守だが、発狂したりドイツ語で叫んだりしない。
どちらかと言えば大人しい良識派の大学生役。
私的にはつまらんが、こういう役の彼にも慣れてきてしまった。