ニワカオヤジ さんの感想・評価
4.4
物語 : 4.0
作画 : 5.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
ガルパン上最大の懸念が払拭されたのは意義深い(タイトル負け)
まだ1章なので、物語としての評価は2章以降にしようと思います。
以前に戦車探しに学園艦のけっこう下まで潜ってたのに全く出てこなかった船舶科とか、キン肉マンも真っ青の追加設定は全く問題ありません。面白ければイイのです。
そんなことよりも、この1章では、ガルパン史上初めての現象が起こります。私としてはこれに感動しました。
これまで、大洗は、チーム同士が仲良くしている描写がありませんでした。
リーダー的チーム、即ちあんこう及びカメさんチームと、他のチームでしゃべることはありましたが(ただしほとんどは車長のみ)、他のチーム同士(アヒル、ウサギ、カバ、カモ、レオポン、アリクイ)は会話を全くしていませんでした。合同練習していても、プラウダに囲まれて廃屋で過ごす間も、劇場版のエキシビション後の入浴や古い校舎で寝泊まりしていたときですら、各チームで円陣を組み、他のチームには背中を向けて一切関わりません。
戦車道以外ではクラスメートだったりするだろうし、仲良くしているところを見てみたいなあと思っていましたが、かたくなにしゃべらないし目も合わせない。それがリアルかもしれないけど、寂しいなあと思っていました。
それが、本作では桃の去就についてグラウンドで話し合っているときに、アヒルさんの近藤妙子がうさぎさんチームの方を振り返ってしゃべった!
ああ本当は、一年生どうし仲良かったんだね。おじさん感無量で泣けてきたよ。まあそのシーンだけで後は新参者のサメさんとウサギさんが絡むだけだったけど。
え? どうでも良い?