U さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.5
作画 : 3.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
C. ネタバレ注意 - 若者が経済的理由で夢を諦めるのは辛い
猪ノ谷言葉の漫画
2017年から「少年マガジン」で連載中
ファッションデザイナーを目指す少年と、低身長でパリコレモデルを目指す少女の成長物語
<主要登場人物>
・都村 育人: 花江夏樹
・藤戸 千雪: 花守ゆみり
・長谷川 心: 茅野愛衣
・綾野 遠: 木村良平
・柳田 一: 諏訪部順一
<ストーリー>
モデル事務所「ミルネージュ」の社長(井上和彦)の娘、千雪は子供の頃、人気モデルをしていて将来はパリコレを目指していたが高校生になっても身長が158㎝と最低でも175㎝と言われる世界で戦うことはできないと事務所を首になる。
同級生の育人は家族や知り合いに服を作って喜んでもらえることが嬉しくてファッションデザイナーになる夢を持っていたが
父は亡く入院中の母と3人の妹達を抱え高校卒業後は就職して家庭を支える予定だった。
「ミルネージュ」のオーディションに臨む千雪は学校の被服室で服のリメイクをする育人に自分に似合う服を作るよう依頼する。
育人の服を纏った千雪はオーラを放ち、オーディションに合格する。
街角スナップで雑誌に載った育人の服も注目されることになる。
こうして、千雪と育人はそれぞれの背中を押しあいながらモデルとしてデザイナーとしてパリコレを目指す。
千雪の父の紹介で「HAZIME YANAGIDA」のデザイナー柳田の元でアルバイトを始めた育人はこの業界の厳しさと技術を学んでいく。
柳田のアトリエに手伝いに来た服飾芸華大学生の心はでデザイナーを目指しているが
ファッションモデルをしていて、その恵まれた体型と素質にマネージャーからは学校を辞めモデルの仕事に集中するよう執拗に忠告される。
マネージャーは母の治療費に困る育人にお金をちらつかせ心に学校を辞めさせるよう依頼する。
服飾芸華大学の遠は祖母であるAphro I diteの社長 綾野麻衣(浅野まゆみ)の会社で働いているが
独立して自身のブランドを立ち上げるつもりでいる。
育人のパタンナーとしての才能を認め自身の下で働くよう誘うが
育人は夢はデザイナーであってパタンナーではないと断る。
それぞれが、デザイナーとしてモデルとして夢を叶えるため挑んだ服飾芸華大学でのファッションショーの行方は・・・
<メモ>
育人は家庭環境、千雪は身長 生まれ持ったもののせいにして夢を諦めない若者の成長物語。
OPに2人でパリに立ってる映像があったので多分夢が叶うのでしょう。
人に反対されても環境が悪くても夢に向かって突き進むのは素晴らしいけれど、
生まれ持った個性や環境を武器にするのも素敵な事だと思う。
なんか育人の家族が好きになれなかった。
長男だからって育人に責任負わせすぎじゃない?
実際のところ158㎝のパリコレモデルは可能なんだろうか?
ファッションのアニメで思い出したけど海月姫の続編やってくれないかなぁ~
20.4.26