ハウトゥーバトル さんの感想・評価
4.0
物語 : 3.0
作画 : 4.5
声優 : 5.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
お前らがズッ友かどうかは聞いてないんだよな
序盤 ええと
中盤 これ大丈夫?
終盤 ???
この話は魔法使いと人間が対立関係にあるセカイでの話
ジャンルは微グロ・バトル・魔法・コメディ
ドロヘドロとは何か、それは泥のようなヘドロのようなぐちゃぐちゃした混沌のこと。うん。意味分からん
さて私はこの作品に魅力が持てませんでした。独特な雰囲気、ぶっとんだ世界設定、通常では考えにくい着眼点、評価することは多く存在するかもしれません。ただ言いたい。「で?」
この作品にメッセージが組み込まれているようには見えないし、ストーリーも私好みでもないし、良く分からないとこで終わってるし(これに関しては全23巻でてる原作を無視して新しい話を作るわけにいかないからしょうがないのかもしれないのだけど...)。もしかしたら私がテキトーに見てただけであって実はトンデモナク深い話だったかもしれないけど、とりあえず最終話まで見た感想としてはマジで意味が分からない。
内容です。序盤はいきなり展開です。展開していくごとに世界設定や価値観の相場が見えてきます。が割と分からないことが多いです。まぁ展開していく上ではあまり気にならないというか話が進むには十分な情報は分かりますので平気です。中盤では勢いは変わらずただただ物語が進行していきます。盛り上がりというはあまり感じませんでした。終盤では「え?これちゃんと終わる?」という不安が出てきて案の定「ええええええ」という感想とともに番組が終わります。少なくとも私は声を上げて驚きました
別にこの作品が悪いと言っているわけではありません。いや批判はしてるんですけどね。ただ終わるなら分割2クールとかでもよかったんじゃないかなぁ、て思うんです。制作側が「続きが気になるなら原作を買え」という手法でアニメを作ってるのかな、と商業的な目論見が見えてしまいます。私達は金のやり取りが見たいのではなく、娯楽としてアニメを見たいのです。なのでこんな中途半端にもほどがある作品というのは正直気に食わないです。(でも「アニメだけをもとめるんじゃなくて原作も買ってからものを言え!」という方の意見は非常にわかります。)
ここまで良い所はあまり書きませんでしたが、もちろんあります。
まず世界設定です。魔法使いと普通の人間が対立し世界が混沌に包まれているというのは「正義感強い主人公が平和を目指して和解を選ぶ」アニメが多くなってきている現代には珍しい設定です。やはり芸術のかなめは「新鮮さ」なんだろうなぁ、とこの作品の高評価ぶりをみて改めて思いました。
あと重要なのは殺人です。人を殺すことは悪いことっちゃ悪いことだがそこまで悪いことではない程度です。殺されそうになったから殺したら「お!危なかったな」と周りから言われる、そんなレベルです。今の私達からすれば絶対に考えられない事態です。命の軽さが異常です。
価値観の常識に自分が囚われている、と気づくのはそれが否定されたときです。この作品は新たな世界を開く扉になりえるのかもしれませんね。
こういう異彩を放つ混沌としたものが人気があるのかなぁ、と思った最近です。誰か面白さを教えてください(泣)
原作は林田球さん
監督は林祐一郎さん。GAROや賭ケグルイの監督をされた方ですね
シリーズ構成は瀬古浩司さん。バナナフィッシュやいぬやしきのシリーズ構成をされた方ですね
キャラデザは岸友洋さん。となりの怪物くんやGAROのキャラデザをされた方ですね
劇伴は(K)NoW_NAMEのR・O・Nさん。(K)NoW_NAMEさんなんでもやりますね
アニメ制作はMAPPAさん。ゾンビランドサガやかつ神を制作したところですね
作画は良かったです。丁寧なモデルと動きでした。3DCGも日々進化してますね
opは(K)NoW_NAMEさんの「Welcome トゥ 混沌」
edは6種類あり二話ずつ変えてます。個人的にはD.D.D.Dが一番好きでした
声優さんは素晴らしかったです。結構情緒不安定なキャラが多かったのにも関わらずちゃんとキャラが成り立っていたのはすごいと思います
総合評価 私にはわからない良さというものがあるのかな?知らないけど