タック二階堂 さんの感想・評価
3.4
物語 : 3.0
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
やべえタイトルの作品だけど……やっぱり、やばかった。
詳細は公式でも。
リアタイ時は小学生のキャラと、このタイトルで
「いや、まさかな。でも、やべえタイトルだ」と
思って敬遠していました。
で、まあ、こんな時期なので「ええい、ままよ」
と思って観てみることにしました。
冒頭、ポカリポー(ボカロPだっけ?)で不登校
の引きこもり・響が、動画を観た五島潤なる人物
からのメールで呼び出され、公園に行くと現れた
のは小5のロリっ子3人でした。
で、目的は?というと、自分たちが暮らす児童
養護施設・リトルウイングが少子化などから
閉鎖されることになるとのことで、これまで
お世話してくれた元神父の正義(マスター)に
恩返しの意味で元教会のホールをいっぱいに
してライブをしたいから、手伝ってほしいと。
3人のロリっ子たちは、楽器の練習をしていて、
素晴らしい腕前の演奏を披露。つまり、3Pとは
{netabare}3人プレイではなく、3ピースバンド{/netabare}という意味
でした。
はてさて、響と3人のロリっ子は、ライブを成功
させて養護施設を守ることができるでしょうか。
というお話です。
なんだよ、タイトルこそヤバいけど、内容は
しっかりしているじゃないの。と思ったのです
が、話が進んでいくうちに高校生の響が、ロリ
っ子たちと風呂に入るわ、同級生の妹とも
風呂に入るわ、デートはするわ、膝に乗られて
{netabare}勃起{/netabare}しそうになるわ…
やっぱ、やべえアニメじゃねえかっ!w
楽器演奏の巧みさや、響に対するアプローチ、
取り合うハーレムの感じから、これって、別に
小学生のロリである必要性は皆無。
なんでまた、わざわざロリにしたのかなと
wiki大先生に聞いたら、原作者がロリコン、
少女愛を公言しているらしいです。
さもありなん…
本来なら、幼女たちのバンド活動を手伝うのに
かこつけて、鳥海桜花とのラブコメになるべき
話です。でも、重要な場面では、ことごとく
マスターと釣りに行くという形で邪魔者として
排除されていきます。
後半になると、幼女たちのスペックが上がり、
歌詞は書くわ、コードを付けるわ、作曲するわ
と、これまた小学生にする必要ないだろ状態。
と、前提条件であるメインヒロイン3人が
幼女であることが最後の最後まで違和感と
なり、せっかくの悪くないストーリーを正面
から楽しむことができませんでした。
まさか後半絡んでくる{netabare}小梅と柚葉{/netabare}まで小学生に
することもなかったんじゃないかな…
ある意味、タイトルとサムネでロリコンに
拒否感がある視聴者をシャットアウトした
のは正解だったのかもしれませんね。