タック二階堂 さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
解放全開! 3・2・1、ゼロッ!
詳細は1期でも。
フィーネの月を破壊するという計画を阻止した
シンフォギアたち。その続きから始まります。
翼と合同ライブをしていたアメリカの歌姫・
マリアは、いきなりシンフォギアのガングニ
ールを身に着け、世界征服を企てる組織・
フィーネであると宣戦布告します。
マリアは、マムの指示の下、同じくシンフォ
ギアを装着できる月読調と暁切歌とともに、
月の落下による人類滅亡を避けるために、
「フロンティア計画」に加担するのでした。
でも、この計画は協力を仰いだ“マッドサイ
エンティスト”のウェル博士による人類支配を
実行するためのものでした。
その計画に気づいたマリア、調、切歌は、
それぞれの理想に基づいて行動し、仲間割れ
という感じになりますが…
というお話です。
1期から1年、劇的に作画が進化しています。
(実は、期を追うごとに作画の向上が加速
していきますが、それはまた後ほど)
楽曲も、まあ同作に関しては音楽がキモ
なので重視しているのでしょうけど、熱く
盛り上げる楽曲で素晴らしいです。
そして声優がまた素晴らしい。
悠木碧さんの鬼気迫る演技は見事ですし、
ライバルであるマリアの日笠陽子さんも、
さすがという演技。調の南條愛乃さん、
切歌の茅野愛衣さんも歌・演技ともよかった
デス!
ストーリーは、結局のところ少人数のテロ
リストと、杉田智和さん演じるウェル博士の
野望というところなので、1期ほどの奥行き
は感じませんでしたが、バトルの熱さは健在。
あえてマイナス点を挙げれば、あいかわらず
響の「話せば分かる」的な博愛主義が偽善
っぽくて(調も言ってますが)、それが
窮地に追い込まれる原因でもあります。
{netabare}いくらなんでも、ウェル博士まで見逃し、
それでヤバいことになるというのは……。{/netabare}
まあ、いずれにしても1期の好評によって、
いろんな面で本気度がアップしたなという
印象の2期でしたよ。