ようす さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 5.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
銀河を舞台に、恋も人生も前進あるのみ。
マクロスシリーズ初見です。
Fの音楽が好きだったので、
ちゃんとアニメを見たいなと思って見始めました。
マクロスシリーズは、
超時空要塞マクロス → マクロスプラス → マクロス7
→ マクロス ゼロ → マクロスF(本作) → マクロスΔ
という順番で合っているかな?
ちゃんと最初から見るべきかなと迷いましたが、
ストーリーは独立していると聞き、Fだけ視聴。
ストーリー的にはFから見ても問題ありませんでしたが、
細かな背景などは、理解するのにちょっと苦労しました。
Fは全25話です。
● ストーリー
人の住める惑星を探して、
地球から銀河の方々へと旅立った人類。
現在は、2059年。
ここは、銀河へと旅立った船団のひとつ、
「マクロス・フロンティア」。
“銀河の妖精”と呼ばれるシェリル・ノームが、
別船団「ギャラクシー」からコンサートツアーに来ていた。
美星学園航宙科の早乙女アルト(さおとめ あると)は、
シェリルのライブに演出として参加し、
そこでシェリルや、
シェリルのコンサートに来ていたランカ・リーと出会う。
そんな平和な日常から一変、フロンティアが謎の地球外生命体“バジュラ”に襲われたことで彼らの日常が動き出す。
アルトはパイロットへ、シェリルは自分が自分であるために、ランカはたくさんの人に自分の歌を聞いてもらいたいという夢に向かって。
フロンティアに迫る脅威、
そして自分の道を進む三人の物語。
全25話のボリュームに見合うだけの見ごたえはありました。
バジュラという虫みたいな戦闘昆虫からフロンティアを守るための戦いがあり、
その戦いに参加するパイロットのアルトに、
シェリル&ランカが惚れて、三角関係!
戦いと恋のお話です。
シェリルもランカも歌手ですので、
歌もメイン級の扱いです。
激しい戦闘シーンの裏で
シェリルやランカがライブを行っているから、
戦闘シーンのBGMが
シェリルたちの歌になるという演出はおもしろいですね。
歌によっては戦闘の緊張感なくなっちゃうけど、
使われる曲が名曲ばかりだから、
問題なくテンション上がりました^^
背景や用語が難しく感じましたが、
それでも最初から惹きつけられ、あっという間に観てしまいました。
これはどういうこと?という伏線も大量で、
真相が気になってばかりでした。
余計な話や寄り道もなく、
25話でちょうどよいボリュームでした。
≪ 三角関係 ≫
アルト、シェリル、ランカ。
見ているこっちがむずがゆく、
時には胸が苦しくなるほどの三角関係。
アルトはどちらにもなびいている感じで、
結局どっちを選ぶのよ!と外野ながら、もやもやしてましたw
個人的にはランカを応援してましたが、
シェリルの方が大人っぽくて魅力があるしなあ。
バジュラとの戦闘がストーリー上のメインですが、
キャラ上のメインは三角関係でした。
でもその三角関係によって、
三人とも成長していくのが良いです。
恋する心は、
勇気と力を与えてくれるのね^^
● 音楽
私の中ではマクロスFといえば「ライオン」一択だったのですが、
今回ちゃんとアニメを見たことで、その王座がかなり揺らいでおります。笑
OP、ED、挿入歌、どれをとっても神曲!
ハズレがないってすごくない?
そのすべてを作曲しているのが菅野よう子さん。
今までもすごい人だという認識はありましたが、
頭の上がらない存在へと変わりました。笑
どれもいい曲で大好きですが、
今回は特に「星間飛行」が気に入りました^^
ランカの「キラッ☆」が可愛い♪
最終話のスペシャルメドレーはたまらなかった。
どれもテンションあがる神曲ばかりなんだもん。
曲が入れ変わるたびに「くーっ!」「この曲も好き!」となってましたw
● まとめ
音楽を目当てに見始めましたが、
ストーリーも楽しめたので、
これを機に他のマクロスシリーズも見てみようと思います^^
とりあえず順番どおりに一番最初から見ればいいのかしら?
詳しい方、教えてください。笑
音楽は神曲ぞろいですので、
アニソン好きとしては見逃せない作品であることは間違いなしでした!