ローズ さんの感想・評価
1.4
物語 : 1.0
作画 : 2.0
声優 : 1.0
音楽 : 2.0
キャラ : 1.0
状態:観終わった
コミュニケーション能力不足
トラックに轢かれそうな少女を助けて死んだ栗原海里。
異世界に転生するのだが、その時に能力を平均値にと願う。
海里はアデル・フォン・アスカムとして生まれ変わり、10歳の誕生日に記憶を取り戻す。
アデルは名前をマイルと変えて冒険者となった。
異世界転生ものにありがちなチート能力。
本作品も例外ではありません。
平均値の能力を望んだマイル。
しかし、実際の能力は桁違い。
一番能力の高い古龍の力の半分で平均値。
まあ、強いですよね。
現世では能力が高かった海里。
ハッキリいって嫌な奴ですよね。
・能ある鷹は爪を隠す。
・類は友を呼ぶ。
参考になる言葉があります。
能力が高くても友人はできるはず。
いないのは当人の性格に問題が。
能力を隠す気が無いなら、それでも構いません。
資本主義の実力社会。
学校や会社でも能力を選別されて、同じような能力の集団に属したらいいのでは?
友人ができないのは嫌味な性格の為。
高能力だったら、その集団に属せばいいんです。
わざわざ、低能力の集団と高能力な自分とを比較。
友人ができないわけです。
勉強ができる東大生だって友人の1人くらいはいるでしょう。
異世界へ転生。
自分の能力の為、友人ができなかったと勘違い。
平均を頼んだところまでは良しとしましょう。
しかし、転生先でも高能力。
異世界へ転生してチート能力を持つ。
もう少し面白い展開を考えましょう。
ストーリーは型通り。
キャラの魅力で勝負ですが、そんなに感情移入できませんでした。
お約束の水着回や露天風呂も色気無し。
現世での情報もギャグとしては退屈。
人を殺す事の罪悪感や古龍との戦いが見どころかなぁ。
キャラの魅力や物語の展開に期待はできません。
異世界転生のチート物。
俺TUEEEが好きな人向け。
個人的な感想ですが、あまり楽しめませんでした。
何かがあっても『実家の秘伝』。
期待すると痛い目に遭いますよ。