アニカラ さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
ホンワカした本格野球アニメ 時々あるギャグも面白い
不祥事がらみで廃部寸前だった野球部に、様々な背景を持った野球好きの女の子が集まって全国制覇を目指す作品です。
全般的にホンワカした雰囲気(相手チームとも)で、観ていて癒されます。
また、結構面白いギャグが時々あります。
(例){netabare}
「大事な話がある」と相棒のキャッチャーの娘に夜の川べりに連れて来られた主人公の娘(ピッチャー)が、ロマンチックな雰囲気に
「まさか、たまちゃん・・・!」と勘違いしてしまう。
(実際は野球の練習の話だった。)(第3話)
強打者の素質のある娘が、プロティンの回し飲みを断られて涙ぐんでしまう。
断ったの娘は、自分を脅かすムキムキの存在になる事を警戒していた。
涙ぐんでしまったので飲ませてあげるが、
さっきまで泣きそうだったのにグイグイ飲んで、断った娘をあわてさせるが、それでも飲むのを止めない。(第3話)
ピッチャーの主人公が、相棒のキャッチャーの娘の過去の相棒に嫉妬する。
今度の大会を特集した野球雑誌を見ながら
「たまちゃんの過去のチームメートはどこかなー」
「たまちゃんの過去の相棒の吉川さんはどこかなー」
等と回りくどい憎まれ口をたたく。(第8話)
大会開会式の会場でその過去の相棒と遭遇し、キャッチャーの娘との親密さを張り合う(虚言を交えて)。
「たまきって凄く投げやすいんだよね」
「うちのたまちゃんは良い音させて捕ってくれるんで、凄く気持ち良いです!」
「試合が終わると「先輩と反省会をしたい」といちいち付いて来るのが可愛いんだよね~」(虚言?)
「私には試合後だけじゃなく「いつもよみちゃんと一緒にいたい」って言ってくれてますけど?」(虚言)(第8話) {/netabare}
キャラクターは多様で皆特色があり、楽しい展開が期待出来て良いと思います。
野球の技術やセオリーについては結構本格的に描かれており、その点は見応えがあると思います。
ただ相手チームの心情が全然描かれていない試合もあり、それは物足りなく感じます。(重要な試合では描かれるの事を期待したいです。)
絵柄は洗練されているとは言えませんが、画が歪んでいる様な事はなく、モーションキャプチャーを活用した野球アクションシーンはいかにもそれっぽくて良いと思います。
あまり評価の良くない当作品ですが、私は毎週楽しみにしています。