ハウトゥーバトル さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
守りたい本がある。守りたい笑顔がある
序盤 おお
中盤 えぇ
終盤 おお
この話は国に害をなす図書を回収する組織から本を守る人たちの話
ジャンルは本・戦争・自衛隊・恋愛
まず設定として国民の意見を過激化させないよいう名の言論統制が非常に強く出ている日本です。その日本で図書を守り不当な言論統制に立ち向かう図書隊という大きな勢力が日本をギリギリ支えているという状況です
ただでさえこの説明だけで日本政府に対する印象が悪い上に図書隊のみの視点で一方的に悪く書かれています。これでは日本の政府が無能みたいに思われるじゃないですか!頭悪い思考でそれを実行に至れないって。別に日本政府万歳なわけではないのですが、さすがに今のほうがまだマシでしょう。ともかく私は一方的な悪が嫌いなのです。政府に光を!
さて内容です。序盤の導入はほぼ設定・キャラ説明です。割とキャラが多く特徴も多いので時間がかかるんですね。中盤ではいわゆる序破急の破の部分を感じる盛り上がりでした。終盤は恋愛要素の多い展開でした。ネタ切れかな?と思ってしまったぐらい正直話はそれたような気がします。非常に惜しいです。最後に別方向に行ってしまい、ただの少女マンガっぽくなってしまっています...
まぁ全体的にみてれば違和感ないのかもしれませんがジャンルだけで言ってしまうとブレが目立ってしまうので全体的になんとなく視聴しましょう。
原作は有川浩さん
監督は浜名孝行さん。テニヌの監督をされた方ですね。
シリーズ構成は古怒田健志さん。初のシリーズ構成だそうですね
キャラデザは中村悟さん。キャラデザは三回目くらいだそうですね
劇伴は菅野祐悟さん。ダカーポや働きマンの劇伴をされた方ですね。
アニメ制作はProduction I.Gさん。攻殻機動隊やBLOOD+などを制作したところですね
作画は普通でした。キャラデザはかなり好みです
opは種デスOP3を歌った高橋瞳さん作詞歌唱、平出悟さん作編曲の「あたしの街、明日の街」
edは小出祐介さん作詞曲、Base Ball Bearさん編曲歌唱の「changes」
声優さんは素晴らしかったです
総合評価 まぁ普通に面白いかもしれないけどそこまでではないかな