ハウトゥーバトル さんの感想・評価
4.7
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
悪いのは全部僕なんだ。だけどずっと言葉にできなくて
序盤 さて
中盤 えぇ
終盤 泣
この話は九州の高校に東京からの転校してきた男子高校生の話
ジャンルは音楽・ピアノ・ジャズ・恋愛・学園・生徒・青春
アニメ化される前から原作マンガは有名でしたよね。
1966年の設定だそうですね。私はこのころの学生時代を知らないので「こんな感じだった!」とか言えないのですが、とりあえず「そんな雰囲気っぽい!」ということは分かりますw
基本的には音楽というより学生の青春をメインに描写しています。単なる男女の恋仲だけではなく男同士の固い友情も含めた青春です。まぁ作者が女性らしいので「理想に過ぎない!」と主張する人もいるそうですが、時代自体私には実感の持てないものなのであまり関係ないというか。
内容です。全体的にぶつかりあっています。すれ違いまくっています。序盤は導入ですがいきなりぶつかっています。人間的なぶつかりあいです。中盤もぶつかっていますがこれは音楽的なぶつかり合いです。終盤でもやはりぶつかりますが今回は恋愛的な観点です。もちろんその要素のみではありませんがメインになってくるのは順に人間的・音楽的・恋愛的です。個人的には中盤の音楽的対立が面白かったです。まぁ音楽的やはり中盤ということもあり物語全体の盛り上がりでした。誰も悪くなく、そして自分だけが悪いことを自分だけが知ってる。それでも相手に自分の弱さを曝け出し自分の火を認めることは容易ではありません。だからこそ相手の弱さを知り相手の火を認め相手を思いやることで本物の友情と呼ばれるものがうまれるのではないでしょうか。
ともかく全体的内容が濃く面白いです。シリアスシーンも億ジャンルとしてもブレがなくちゃんと一貫性をもったストーリーであっという間に最終回を迎えました。これは名作なのではないでしょうか
原作は小玉ユキさん。
監督は渡辺信一郎さん。カウボーイビバップの監督をされた方ですね
助監督は出合小都美さん。
キャラデザは結城信輝さん。パラキスやヤマトのキャラデザをされた方ですね
劇伴は菅野よう子さん。∀ガンダムやマクロスの劇伴をされた方ですね
アニメ制作はMAPPAさんと手塚プロダクションさん。初のアニメ制作をしたところとアトムを制作したところですね
作画はとても丁寧でした。演奏シーンはもちろん、一番衝撃的だったのはやはりBahiJDさんの作画ですよね。当時ものすごく話題になりましたもんね。
opはYUKIさん作詞歌唱、劇伴担当の菅野よう子さん作編曲の「坂道のメロディ」名曲ですよね本当
edは秦基博さん作詞歌唱、劇伴担当の菅野よう子さん作編曲の「アルタイル」
声優さんは素晴らしくキャラのすばらしさを増大させていました
総合評価 かなり面白い