tomledoru さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
繊細な心と心のぶつかり合い
ラブコメと書いてあるのでそういう要素がたくさんあるアニメだと思っていましたがやっぱり違いました。
続編前の文化祭から始まり、修学旅行が私にとっては山で印象深かったです。
私も下手な告白をして男女数人の友達関係を崩してしまったことがありました。それを未然に防ぐ心理的で、巧みな介入は半分は見事だったと思いますが、八幡のそういうところがあえて魅力だと感じました。
生徒会選挙、クリスマスイベントの辺りからはアニメの雰囲気が変わって、雪乃の刺々しさが少し変わって和らいできたような印象持ちました。代わりに八幡の奮闘ぶりには心理的にすごいなと感じました。
結局は内面の鋭さや人を見る巧みさがよく現れた作品だと思います。
お正月からバレンタインのあたりから終末にかけてやっとラブコメみたいなちょっと味付けのある作風に変化してまだ続きがきっとあるんだなと言う印象を持ち終わりましたね。
結局奉仕部と言う関係は3人で成り立っているのですがこの先どういう展開になるのかなと言う楽しみな終わり方でした。
八幡と雪乃の関係は正反対と言いつつ、不器用と言うことについては似たもの同士だと言う印象は免れませんでした。
由比ヶ浜とくっつくのか生徒会長とくっつくのか雪乃とくっつくのかを、それともこのまま突っ走るのか想像ししてみたいですね。