ローズ さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
原点
同じ高校に通う仲良し5人組。
高校2年生の秋になり学校祭が近づいてくるのであった。
内容は高校に入学する事と演劇の2つ。
中学時代、成績の悪かった大宮と猪熊。
学校選びも悩んでいました。
{netabare}実際に現地に行って学校選び。
大宮が志望校を決めた事で猪熊も同じ学校を志望。
小路が先生役となり、受験勉強を始めます。
努力した結果は……{/netabare}
ラスト10分(エンドロールを除くと約5分)で演劇。
{netabare}代役でヒロイン役となった小路。
いきなり忍者となったカレン。
シナリオが壊れました。
友情出演となるアリスと猪熊と烏丸先生達。
即興で芝居を作る大宮。
舞台は賑やかとなりますが……{/netabare}
今回の見どころは小路です。
中学時代に友人関係を作った小路。
小学生の時の共通の思い出が無い事に不安感を覚えていました。
さらに、仲良くなったのに高校が違うとバラバラになる事に……
{netabare}進学先を変更。
無事に仲良しグループは同じ高校に入学する事となります。{/netabare}
友人のいない学校に進学するのは不安があります。
新しく友人を作る事に勇気がいるでしょう。
高校デビューという言葉もありますね。
その点、友人と同じ学校に進学したら、初日から楽しい学校生活。
普段は本音を隠してキビシイ態度をとってしまう小路。
心の声が漏れて聞こえてきました。
やはり共通の思い出のある友人がいると心強いもの。
大宮・猪熊・小路の仲良し3人組。
かけがえのない友人関係です。
ラストの演劇はおまけみたいな感じです。
もっと長い時間をかけたキチンとした芝居も見たかったのですが……
ハプニングは付き物。
それを乗り越える事によって、共通の思い出が作れたのでしょう。
桜のようにパッと咲いてパッと散る。
長さは約1時間と短い作品。
きんいろモザイクの魅力をギュッと濃縮。
中学時代の事が描かれている部分が大きかったため、
留学生のアリスとカレンの出番は少なかったです。
仲良し5人組の原点を見た感じ。
きんいろモザイク初心者でも楽しめますよ。