sekai さんの感想・評価
4.9
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
邪魔っけなあとがきの物語
物語シリーズは全シリーズ共通してどの項目の評価においても高いように思える
なので、シリーズ全体を通しての物語の完成度や、映像や音声の表現力の高さにについてここでは割愛する
物語シリーズの中でも私的に一番好きなのは、この花物語だ
本作の主な登場人物は「神原駿河」「沼地蠟花」の二人であり、相談役として「阿良々木暦」「貝木泥舟」などが登場する
思春期に感じる事が出来る泥臭さがとても密に描かれており、神原駿河と沼地蠟花、どちらの意見も正しく、どちらの意見も間違っている
ある時、電車の中で不意に思い出すような青春が、濃縮されている作品の様に感じた
しかしこれは阿良々木暦が卒業した後の物語、本編とは密接には関係のない、邪魔っけなあとがきの物語
そこで自分の一番好きなキャラである、「貝木泥舟」の生存が確認できた事もこの作品評価を上げているポイントの一つだ