pikotan さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
途中断念しなくて良かった
(感想)
壁のお告げに従い活動するアイドルという謎設定。
更にストーリーもイマイチ面白くないというのが、この作品を観始めた当初の気持ち。
何より主人公である滝川みうのセリフが棒読み過ぎて、そこで気持ちが萎えてしまい、途中断念しようか迷いながら観ていたのですが、第7話で私にとっての転機が訪れました。
第7話では戸田ジュンを除く他のメンバー全員が食中毒で倒れてしまう緊急事態。
売り出し中のナナニジが仕事をキャンセルする訳にもいかず危機的状況となりますが、ここで戸田ジュンが孤軍奮闘の大活躍。
持ち前の明るい性格も手伝って面白シーンの連発でした。
ただし、それだけでは終わらないのがナナニジで、この第7話では並行して戸田ジュンの暗く重い過去話が明らかになりました。そんな過去の経験の上に今の戸田ジュンがあるのだと思うと、感慨深いものがありました。
気になる方は実際に作品を観てもらうとして、私にとってこの第7話はストーリーや作画など全てが神回です。
おかげで推しが戸田ジュンちゃんになりました。
加えて神回と言えば最終話ですね。
壁を壊して進んだ先に待っていた沢山のファン、そして感動のライブシーン。
観ているこちらまで泣きそうになりました。
終わってみると前半抱いていたイマイチという気持ちは無くなり、十分に楽しめた作品だったなという気持ちが強いです。
途中断念しなくて良かったです。
さて、ここからはアニメの話じゃないんですが、このアニメを観てから「22/7計算中」というバラエティ番組も観るようになったんです。
で、このバラエティが個人的にめっちゃ面白いんですよ。
個性豊かなナナニジメンバーから繰り出される数々のボケ発言と、司会を務める三四郎のお二人のツッコミ、アニメよりもこっちの方が面白いですね。
シーズン1から観れば良かったと後悔しています。
そして計算中を観て分かったのが滝川みうの事実。
アニメキャラは演技だと思っていたのですが「素」のままだったんですね。
そうなると、あの棒読みがリアルな滝川みうなので、あれで良かったのかなという気がしてきます。
しかも計算中に出演している滝川みう、アニメの滝川みうより更に引っ込み思案じゃないですか(笑)。
ある意味面白いけど、何で芸能人やっているのかな?