ローズ さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
あいの駆け引き
16歳という若さで竜王のタイトルを奪取した九頭竜八一。
ある日、雛鶴あいという小学生が弟子になりたいと自宅まで押し掛ける。
師匠である清滝鋼介九段の許可を得て、雛鶴を内弟子として預かる事となった。
まず、16歳で竜王というタイトルを取れるのか?と疑問に感じる人は多いでしょう。
普通に考えたら無理だと思います。
しかし、天才棋士が現れました。
藤井聡太七段。(2020年5月5日時点の称号)
小学1年生で研修会、小学4年生で奨励会、中学2年生でプロ棋士となった天才です。
中学生でプロ棋士になる事は稀な事。
そんな稀なケースでプロ棋士となった逸材は、いずれもトップ棋士となっています。
朝日杯優勝などの実績で、一気に七段へと駆け上がります。
そんな若くて優秀な天才が実在するので、16歳でタイトルホルダーという夢も抱けます。
事実は小説より奇なり。
小説が書かれた時点では夢物語でしたが、藤井七段の登場により現実味が出てきました。
本作品を視聴する際の注意点。
それはロリコン要素。
作中には多くの小学生幼女が出現。
九頭竜の勘違い発言はいらないかなぁ。
小学生で研修会に入会する事は、才能のある人だったら珍しくありません。
というよりも年齢制限があるので、幼少期から勉強しないと生き残れない世界です。
ただし、若くて結婚前の男女が同居するは聊か考え物。
間違いがあってもいけませんし、勘違いされても困るのは当人です。
勝負の世界にロリコン要素。
ハッキリ言って邪魔ですね!
真剣勝負の世界。
勝ち続けないと強制引退です。
プロになるのに年齢制限があるのは、将棋の世界を諦めさせるため。
勝てば天国、負ければ地獄。
努力するのは当たり前。
最近はパソコンなどで棋譜の研究も盛んみたいです。
実力があればタイトルを獲得できる能力主義。
格付けはありますが、勝ち続けたら名人になる事も夢ではありません。
弟子が師匠に勝つ親孝行。
雛鶴は、まず女流棋士を目指しましょう。
やはり名人は羽生さんがモデルかな?
通算タイトル保持記録の3桁を狙える人物は他にはいません。
棋士なら誰しもが憧れる名人。
九頭竜の倒すべきラスボスです。
師匠の背中を追い続ける弟子。
キビシイ勝負の世界。
たまには運も必要になります。
プロ棋士の九頭竜は名人になれるのか?
小学生の雛鶴はプロ棋士になれるのか?
竜王のタイトルを狙うライバル達。
九頭竜との甘い生活を脅かす(?)ライバル達。
目標を勝ち取るためには手段を選びません。
勝ち続けた先には栄光が。
どのような未来が待っているのか、想像しながら楽しんで下さい。