tinzei さんの感想・評価
3.0
物語 : 4.0
作画 : 2.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
マスターキートン(ダークヒーロー版)
一or二話完結、各話それぞれに基点となる芸術品があって、それを中心に話が進んでいく。
出てくる芸術品についてはちゃんと説明があって、そういう意味では歴史の勉強にもなる。
系統としては『マスターキートン』に近い、向こうに比べるとアクションは少なめで、主人公もダークヒーローっぽいけど、専門的な知識を使ったり、芸術品にまつわる人間関係を描いたり、似ている所は多い。ちなみにアニメの話数もほぼ同じ。
『マスターキートン』の時も思ったけど、専門用語多いし美術品全般を扱うから作者相当勉強したんだろうな。
『マスターキートン』のような作品が好きな人は絶対観るべき、もちろん3クール分あるから気軽に観れる作品ではないけど、こういう作品を嫌う人は少ないだろうし迷ってる人はぜひ観て欲しい。
【全話要約】
1→かつてMETから追い出された因縁の作品を競り落とす
2→ゴッホのひまわりとサラとの出会い
3→飛行機の中で絵の修復
4→藤田が逮捕され三田村が証人になる
5→仏像を巡って国宝Gメンと対立
6→世界最大のダイヤをすり替えた女怪盗
7→レンブラント専門の鑑定士
8→藤田に惚れた女子高生と時計好きの父親
9→トレジャーハンターと助教授と共にマヤの遺跡へ
10→女怪盗と売れない画家
11→ベトナム戦争の日本人戦場カメラマン
12→サラの乗った飛行機が墜落
13→刑務所の天井画とそれを書いた受刑者
14→20年前の恋文inパリ
15→フェルメールの作品とおとり捜査官
16→変態調香師と楊貴妃の香り
17→蟹のからくりと心臓
18→トレジャーハンターと古地図屋の娘
19→国宝Gメンから仏像修復の依頼
20→宇宙へ行った友達と水墨画の壮大感
21→若い時計職人が懐中時計復元に挑む
22→ロシアの女帝と聖母の絵
23→藤田の友人チャーリーがサラの気を引く
24→続き、ダーウィン標本の横流しとサラとの関係決着
25→とあるバーでゴッホの模写絵が表わす父親愛
26→自称藤田の娘とモナリザの子孫
27→続き、現在のモナリザの子孫と対決
28→新作の鑑定で間違えた美術界のドン
29→ゲイバーで働く有名デザイナーの息子
30→岩絵の盗掘へ向かいガイドの陰謀に巻き込まれる
31→絵の顔料となるアズライトと藤田の父の絵
32→サラが売ったオルゴールと爆弾事件
33→絵金祭りと藤田が乗せた訳あり男
34→仏像を買った藤田と偶々会った女怪盗
35→藤田に師事した修復家兄弟子の娘
36→ハワイで三田村とサラの勝負
37→メトロポリタンで息子を亡くした老人と出会う