ももも さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
子供向けだけど、丁寧に作られた作品
両親とのドライブ中に事故を起こしたトラックにぶつかり、
奇跡的に助かった少女「関織子」こと「おっこ」が、祖母の旅館に引き取られ…というお話。
児童文学が原作とのこと。
固いやつではなく、ズッコケ三人組とかああいうラインです。
タイトルに子供向けと書きましたが、世界名作劇場的な感じではなく、テレ東夕方6時のノリ。
キャラクタっぽい霊とか出てくるので、妖怪ウォッチ?とかそういうテイストかもしれません(ちゃんと見たこと無いんですが)。
キャラクタっぽい霊が出ると書きましたが、ギャグ作品ではありません。
ストーリーものです。
メインターゲットである子供とは違う視点で、大人がうるっと来てしまう作品だと思います。
おっこが明るく真っ直ぐ前を向いて生きていく。基本的にはそれだけなんですが、汚れちまった悲しみに状態といいますか、おっさんは純粋さに心を打たれてしまうんですね(´・ω・`)
何巻もある長い作品らしい原作を1時間半?の映画にしたとのことで、知識なしの初見でもほんの少しのダイジェスト感があります。
しかしながら、おっこの人生の束の間の成長を見ているという点では、個人的にはそこまでの違和感にはなりませんでした。
NHKで放送していたので初視聴。