筒井筒 さんの感想・評価
3.6
物語 : 3.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.0
状態:途中で断念した
最終回がくそ。
OPEDのアーティストの方(大滝詠一さんは見たドラマとずいぶん違って驚いたけど)、の曲調が素晴らしい。ここで終わって、あの曲につなぐという一連の流れは、作業もさぞ楽しかろうと思う。
基本的に話は二つ、職場のごたごた原作かと思うような、笑わせはしないが、くすりとはくるギャグセンス。おふざけが過ぎない軽快なコメディ感がある。そして、その漫画家の娘への愛情あふれるエピソード。ジワリとくるものがある。そして、次回明かされるであろう妻の死。彼の二人への愛情が、実によく伝わってくる。姫を大事にするということだ。
そこが、ちょっと変態ぽいのかなと、変態漫画家を職にしている主人公の偏愛さだ。ギャグでありつづけるのは、彼が意外と常識人なため。姫の幸せを願うで満足してて、見守るとか、仕事を普通にしているためなのかはわからないのだが、意外と普段思っているわけではないんだという残念さがある。まあ、死生観というものの相違かも知れないが、確かに、家族を失うというのは耐えきれないとよく言うが、張り裂けはしないということで、OPEDの統一感が保たれているのかな?などと思っている。死は必ずしも重くないんだ。ということで、死を実感できない人のコンプレックスを和らげているのかもしれない。
ただ、今の私は、7話目予告の姫の泣き叫ぶ姿が気になってしょうがないのだ。あのシーンから、どうつないでいくのだろうか、と。
業界ものかなっていうのは、後半担当が邪魔くさいとか、スタッフに絵をあまり書かせていないとか、そういうところを見てたしたんだけど、でも、業界ものジョークかもしれないし、でも姫とのシーンは、やはりいいね。最終回が近づいてきて、少し残念。12話目はあるだろうか?
姫とのかくしごとが描く仕事だけじゃないところも泣けますね。
なんて言ってたら、わけわかんない設定出てきて、最終回に、とんだ落とし穴。5分でやめた。なんだこれ?