ニワカオヤジ さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
Princess Princessに憧れる女子高生がバンドを作る話
サムネールの画像を見て、
まずボーカルのアンジェとベースのドロシーが意気投合して、軽い気持ちで部室を覗いただけなのにいつの間にか入部届にサインさせられていたキーボードのベアトリスと、遅刻ばかりするが教則本を一回読んだだけで完璧にドラムを叩けるチセが加入。最後に、ライブ演奏中にこけてパンツを見られたという悲しい過去のためにギターを封印していたプリンセスが加入し、高校生バンドの祭典で全国優勝して廃校寸前のお嬢様学校を救う・・・
という話を想像した人がたくさんいたに違いない。
・・・と、まあそこまではさすがに思ってなかったですが、それにしても予備知識が全くなくサムネ画像だけでは大して期待もせずに見たら、サイバーパンク+スパイ物で、ラストがちょっとあっさりしすぎだった以外は超面白かったです。劇場版にも期待してます。
ところで「princess princpal」ってどういう意味なんでしょう?。作品の内容から意訳すると「前に立つ王女さま」ってことかな? であればタイトルで既にアンジェが王女ってことを示唆していたことになりますね。
しかし本当のところは、Duran Duranやアマンダラ・カマンダラみたいに、同じような発音の単語をふたつ繋げて響き的にカッコよくしようというのが先にあり、princessに似た単語を探したんじゃないかと邪推してます。
そしてPrincess Princessを全く意識してないことはなかったんじゃないでしょうか。しかし意識していたのであれば、終盤の{netabare}プリンセスに置き去りにされたアンジェがメッセージを見つける{/netabare}シーンで、「いつも一緒に〜、い〜たかあった〜」ってMを流してくれたら泣いたと思うなあ。