退会済のユーザー さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
さいこう(←なぜか酷評できない)
無印に続いて一気見。
映画は時系列的に最後にしました。
世界観わかってるから最初から全然面白い。
AIが出てきて全く違うテーマなのかと思った。
将来あんなアプリが出てきそう。
昔あったペルソナウェアの超進化版みたいな。
オッサンしかわからんな、コレ。
パロディのつもりのこのタイトルも。
今回紅莉栖のいない世界線なのにわざわざAI
持ち出してまでもう1回の別れってそりゃないよ。
真帆とお互いの知らない紅莉栖の話したりとか
アマデウスの画面を見つめる岡部の表情とか
なかなかエグってきます。
余談ですが紅莉栖って変換で出るの凄いですね。
今作は無印から数えて9年。
表現が今風になってたことに時の流れを感じた。
顔面アップで額にシワ寄せて瞳孔ガン開きして
「なん…だと…」をやれば
シリアス!鬱!深い!神!みたいなヤツ。
リゼロほどウザくはないけど変わったな、と。
ここぞ、という時ならいいんですけど
あまり連発されると個人的には気になりますね。
全体的にも画面の演技が濃くなってるという印象。
今回は人間らしい描写が多めな点が良かった。
岡部やダルが感情をぶつけるシーンはグッとくる。
前作、特にまゆりは人物像がよくわからなかった。
ビンタ以外はただ対応が柔らかいだけ。
今回彼女の怒り悩み苦しみ悲しみも描かれて
人間らしさがより表現されていた気がする。
逆にルカ、フェイリスは完全にサブキャラ。
ルカは一応見せ場は用意されてましたが、
フェイリスは都合のいい頼れる便利屋。
原作がSF風ハーレムギャルゲーなので
前作は各キャラのストーリーが必要でしたが
一気見する分には今作が見やすいと感じました。
タイムスリップやタイムリープの作品は数あれど
どちらも採用してる作品って他にあるのか。
両方あるからややこしくなってたりするんだけと。
前の世界線での敵が今の世界線では味方って展開は
やっぱりアツくなれますね。
コレがタイムスリップ(リープ)モノの醍醐味。
桐生の頼もしさときたらもう。
オープニングは曲もムービーも今風。
名作感溢れる仰々しいオープニングテーマは
やっぱりリピート必至。
劇中終盤でピンチから逆転する流れの時に
オープニングが流れる演出はもう本当に大好物。
オープニングからのシャイニングフィンガー。
もう1回言います。
オープニングからのシャイニングフィンガー。
コレがたまらんのです。
水戸黄門の印籠みたいなモンです。
カタルシスとか言うヤツです。
今回の曲はエラく仰々しいので高揚感は更に向上。
この後の展開もスカッとさせて欲しかったけど。
カガリの容姿と由希のケガは使いたかったけど
何かの都合で拾えなかったんでしょう。
前作だけで完結してるとも言えなくはないんだけど
個人的意見としてはやっぱりゼロは見て欲しい。