退会済のユーザー さんの感想・評価
3.7
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
ラスナちゃん可愛かった
{netabare}{netabare}絵柄は一見単調に見えるが案外可愛い。技量の高さを感じる。
未来に「父の死」を仄めかす描写が入ることで、回想の表現に深みが出ている。
ちょこっと前にTwitterで話題になった『100ワニ』なんかが、これに似た手法なのかも。
父は一体なぜ死んでしまったのか。結末が気になる内容なので、アニメで完結してくれたらいいな。{/netabare}
────────────
↑6話終了時点での感想↑
────────────
{/netabare}
《隠し事は、描く仕事でした。》
まず最初から、姫ちゃんバレした“現在”を見せていくのは巧い。
ただひたすらに秘密を隠し続けるお話って、どんなに上手にドキドキハラハラシーンを演出したとしても、
「でも、どうせバレないんでしょ?」と視聴者はメタ推理できてしまうので。
あとお父さん、別に死んではなかったのね。
漫画家特有の不摂生で、娘を置いて早死にしてしまう哀しい末路とかではなかった。
コメディ部分は、漫画家に対するクソ偏見自虐ネタが面白かった。作者様の実体験とか?
すれ違い劇場(いわゆる「アンジャッシュ」)に関しては、描いてる側は気持ち良くなってそう。しかしあんまりクドいと、見てる側(特に填ってない人)の心はシラけてしまうので難しい。
私がコレ系で面白いと思ったアニメは、今のところ『ゲーマーズ』だけ。
話を戻して、本作は“回想”と“現在”の同時進行が美しく、12話目に真相を明かした上で起こる一波乱の末、ハッピーエンドを迎える。
最後には、父に内緒で漫画家を目指す「ひめごと」という可愛らしい形で「姫」ちゃんのネーミング回収。「全裸作業可久士」オチで締めた。
『かくしごと』としての本線は綺麗に纏まっていたし、そこは素直に賞賛したいと思う。
が、綺麗すぎるゆえにあと一歩、想像を上回らない。
「“想定”は超えていたが、“想像”を超えていたわけではない。」「“眠れ、歴戦の王よ”。」
赤司様もそう言ってた。
久米田先生?のことは全然知らないけど、この作品を観て、きっと几帳面な性格なんだろうなという印象を抱いた。
【余談】(※閲覧非推奨)
{netabare}・このアニメを両親(非オタ)の部屋で視聴していたところ、ED曲がひと昔前の有名な曲なのだと教えてもらった。
古き良き曲を懐かしむ……
音楽には、世代だからこそわかる「エモさ」みたいなものが確かにあって、
自分もそういえば最近、アニメ『バトルスピリッツ』シリーズのED曲が無性に聴きたくなって、定期的に流すようになっている。
嗚呼、俺もオッサンなったなぁ・・・
・「最終回アンコール放送」。後日談的な番外編をやるのかと思ったら、エンドカード変えて最終回をもう1度放送するだけなんかい!
勘違いして一週間待っちゃってた。{/netabare}