ねごしエイタ さんの感想・評価
3.4
物語 : 3.0
作画 : 3.5
声優 : 3.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
始まりのWUG
劇場でやってた当時知っていたけど、何んとなく見なかった劇場版 Wake Up,Girls!(WUG)です。TV放送終了後だったかに初回限定Blu-ray持っていたけど、見ずじまいでレビュ作成時今だからこそ、見ることができたです。
TV放送から劇場版というのはよくあるけど、その逆というのは私の知る限りでは、これが最初かもしれませんです。WUG以外だと、『妖怪ウォッチ シャドウサイド』、『妖怪ウォッチJam「妖怪学園Y ~Nとの遭遇~」』ですかです。
所属タレントに逃げられて、どうしよう!な仙台の芸能プロダクションだったです。その場の思いつきで、アイドルを探すことから進むです。
メイドカフェ、モデル、のど自慢からスカウト、他素人を含めた応募3人で結成されたアイドルユニットだったです。起きる女の子?その名前の実態は!驚くべき偶然からわかるのです。
進みつつあるまとまらないアイドル、地道な活動の先にあるはずのデビューが見えた矢先、とんでもない事態に直面、WUGどうなるなお話なのです。
WUGの声優さんが、デビューしたてだったのか?酷いまでいかなかったけど、あまり上手と思えなかったです。
運命の出会いより、自分を見つめなおした、7人目の唐突な覚醒によって、最初で最後になるかもしれない舞台へ移るのです。{netabare}衣装も用意できない状態に、「腹をくくろうよ!」の意味は何なのか?激しい振付によるものだったです。雪も降る寒い中、ジャージでなく学生服を選んだのは、このためなのか?です。{/netabare}
主題歌となるデビュー曲、歌だけは、まぁ良かったと思えたです。
劇場版としては、時間も短かく感じ、TV放送前の特番でやるほうが、まだマジかなぁといった印象だったです。
序盤から行き当たりばったりで、応募、スカウトしたメンツ数合わせでそのまま、ユニット結成とあまりに淡々としすぎたです。{netabare}後半における丹下のお金持ち逃げ、CD製造依頼先、ライブ会場などによる未払いとどん底な展開で、島田真夢が急にやる気を出すところに、どこか疑問に思えたです。陰で活動を気にしていたにしても・・・・です。{/netabare}
見せ場となるデビューライブ、{netabare}歌っている7人が揃ったところで、WAGそれぞれ変顔{/netabare}になっていたところに、劇場公開した至らなさを感じたです。