ローズ さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
チューニング
祖母に言霊の存在を教えられた高校2年生の行合なぎさ。
ある日、雨宿りのため、閉店している喫茶店へ入る。
そのお店は、昔、喫茶店兼ミニFMラジオ局の『アクアマリン』だった。
まずは言霊について
言霊とは
「声に出した言葉が、現実の事象に対して何らかの影響を与えると信じられ、
良い言葉を発すると良い事が起こり、不吉な言葉を発すると凶事が起こるとされた」
(Wiki調べ)
言葉には力があります。
感情を表現するには言葉が不可欠です。
喜怒哀楽などの感情。
一瞬かもしれませんが、言葉を発する事によって気持ちの整理ができます。
事象を具現化する言霊。
悪口などを言うよりも褒める言葉を選びたいですね。
ピリピリした雰囲気が漂う世界では尚更です。
ミニFM局の存在。
高校生の立場だったら部活の延長線上かも。
夏休みのお昼3時からの放送。
午前中に部活を終えてからでも間に合います。
地域活性化に繋がるラジオ。
身近な出来事や些細な出来事が番組を盛り立てます。
映像の無いラジオ。
ネット配信では映像付き、という場合もありますが^^;
私も仕事をしながらラジオを流している事があるのですが、
ラジオを聴きながらの方が効率が良い気がします。
BGMにラジオ放送。
作業しながら気軽に聴けるので便利です。
「信じる者は救われる」
キリスト教だったかなぁ。
まあ、説教のような教義は横に置いておいて……
言霊を信じる、信じないも、当人次第。
作中のようにハッキリと目視できない言霊。
存在自体を否定する人もいるでしょう。
ミニFMという狭い範囲。
届かない可能性の方が大きいです。
奇跡が起きるかどうか。
「イワシの頭も信心から」という言葉もありますし。
たまには信じてみる事から始めてもいいかもしれませんね。