シン☆ジ さんの感想・評価
2.3
物語 : 2.0
作画 : 2.0
声優 : 2.0
音楽 : 3.5
キャラ : 2.0
状態:観終わった
好き嫌いが分かれそう。。当時は前衛的だったらしいけどカオス過ぎて自分はちょっと。
原作ゲーム未プレイ。
ゲームプレイヤーはネットワーク内に散らばった lain に関する記録を集め、断片的な記憶をたどって lain の日常生活と彼女の秘密に近づいていく。
アニメはゲーム版とは登場人物もストーリーも"lain"という存在を除いて大きく異なる。
「serial experiments lain」は直訳すると、
「lainについての一連の実験」。
その通りの野心・実験作。
・・・とのこと。
アニメは1998年放送。視聴は2020年。
扉の絵が「灰羽連盟」に似ていると思い、「灰羽連盟」と同じくhuluにて視聴。
特に海外でカルト的な人気があったらしいですが、好みで評価が分かれそう。
半分位観て、あまりに奇抜な進行なのでちょっと調べてみました。
キャラクター原案は「灰羽連盟」などで知られる安倍吉俊。
原画などには灰羽の監督、こころともかずさんの名も。
(やはり直感は合っていたらしいw)
ちなみに本作の監督は「キノの旅」「神霊狩/GHOST HOUND」の中村隆太郎。
キャラデザ的には結構好み。なので我慢して見続けることができました。
部分的な演出は引き込まれる部分もあるにはあるけど、カオス進行がしつこくて。。
途中で切る人も多いんじゃないかな。
{netabare}
混沌を延々と見せつけられ、ちっとも謎に近づかず、7話までは正直、苦痛な時間が多かった。
UFO墜落のロズウェル事件が出てくるけど、いったいどんな関係があるのかよくわからなかった。
そのうち自称神登場。。う~ん10話にしてまだ全容がわからんw
最後まで観ても、結局スッキリせずw
まあ言いたいことは何となくわかるけど。
自分的に解釈すれば、現実で起こっていると思われている現象は、脳の中での化学反応でしかないって真実と、この宇宙は人が認識して初めて存在するという考え、これを題材にして何かしたかったんだろうな、と。
合っているかどうかはわかりませんがこれで無理やりハラ落ちしとこw
cvはヒロインはじめ、キャラに合っていたと思うけど演技としてはぶっちゃけ微妙かなあ。
ジブリのようにプロっぽくないとか、あまり経験のない声優さんを敢えて起用したとか。。なら仕方ないw
実験ってことはまさかサブリミナル入れてるとか?
いや、停止して観れるからそれはないかw
自分的には、これがあってこそ、あの灰羽が産み出されたと考え、許容しようと思います。。
{/netabare}
観終わって、面白いよオススメだよ、とは言えないけど、いろんなアニメを知る、という意味では観て全くのムダとは言い切れないかも。
あくまで時間があれば、ですが。ハハ・・・