ハウトゥーバトル さんの感想・評価
3.8
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
帰りたい場所がある。愛すべき家族がいる
序盤 ええと
中盤 これ評判わかれそう
終盤 ...
この話は都心でマグニチュード8.0の地震がおきた話
ジャンルは災害・地震・家族
まず、この作品は専門家の意見に基づくシュミレートを経て制作しているらしいです。しかし大きな地震を体験した方は「こんなの違う!」というかもしれません。実際私はそこまで大きな被害は出なかったので正直「違う!」と大きな声を出すことはできないのですが、個人的には楽しめました。
内容です。序盤はしょうじき出オチ感はあります。もうこの際言ってしまいますが一話の終わりに地震が起きますがそれで導入は終わりです。そこから大きな展開はなく、正直退屈なシーンも多々ありました。中盤もその調子でしたが、終盤はかなり面白かったです。序盤のクソガキムーブも消えフリーストレスのまま結末を迎えれます。しかし序盤のクソガキムーブや中盤の無展開にイライラしてしまうかもしれませんが我慢しましょう。
キャラは先ほど言ったとおり序盤のクソガキ感は否めないどころか、普通にクソガキです。まぁ思春期特有の時期と言ってしまえばそうなのですがやはり子供は苦手です。
しかしそんな今のところ具体的な良い所は言っていないのですがもちろん良い所はあります。故に4.0なのです。さて主人公は{netabare}無事帰るも弟君が死ぬ{/netabare}という状況になってしまいますがそれでも生きてます。2次元という観点はさておき、このキャラ達は精一杯生きてそれぞれの重要性をしれたでしょう。家族、恋人、物理的な帰れる場所、精神的な帰れる場所。そういう普段忘れかけている重要性を再認識できるのはその存在が危うい時です。では本作はどうでしょう。かなり危ういです。ビルは崩れ橋は砕け塔は倒れます。これは見ている視聴者に対する注意喚起でもあると私は思っています。すくなくとも私は気を引き締めました。家族の大切さなど最初から分かっているつもりでしたが、忘れてしまっていたという事実に私は視聴後おどろきを隠せなかったのを覚えています。
私にも兄弟がいたらこうだったのかな、という妄想はさておき、このように作品の存在こそに意味があると私は思っています。ですので物語では4.0ですが、まだ見てない方は是非見てください。もちろん途中でやめても構いませんが我慢も重要なことです
監督は橘正紀さん。初の監督だそうですね
シリーズ構成は高橋ナツコさん。今となってはある意味有名な方ですよね。この作品の方向は監督が決め手そうなので、ナツコ大先生はこのころから才能を発揮されていたのかな?
キャラデザは野崎あつこさん。初のキャラデザだそうですね。みんなおんなじ見た目でしたがそういうことでしたか
劇伴は大谷幸さん。ガンダムWやシャナの劇伴をされた方ですね
アニメ制作はボンズさんとキネマシトラスさん。ハガレンを制作したところと初の共同制作だったところだそうですね
作画は普通でした。顔が同じだっただけで
opはあのT.Mの西川貴教さん作詞、柴崎浩さん作曲、abingdon boys schoolさん編曲歌唱の「キミノウタ」
edは辻詩音さん作詞曲歌唱、mwさん編曲の「M/elody」
総合評価 とりあえずみてもいいと思う