ちょっちゅね~ さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
伊藤計劃アニメ化3作品中、ぶっちぎりの優秀作
総合的にまとまっており、必要な要素を本当に選択した作品。
話の内容は、
情報や貨幣がデジタル化されたアメリカにて、アメリカ軍の中でも虐殺を実行している指導者の暗殺を主任務とする部隊「特殊検索群i分遣隊」が存在する。
そんな中、あるアメリカの言語学者が虐殺を実行している指導者の殆どと接点があり、虐殺の元凶ではと政府が考え、特殊検索群i分遣隊に極秘裏に逮捕するように命令する。
命令を実行するように情報を集めているうちに、言葉による虐殺とは何か、アメリカの言語学者の本意は何かといった闇に触れていく・・・。
聞き手(視聴者)に対し、理由など説明しながら進む展開は非常に好感が持て、さらに中途半端な3DCGや不要な要素を入れない演出/映像/物語には拍手を送りたい。
無理やり難点を挙げるとすれば、主人公やモブといったキャラのデザインが似たり寄ったりで特別感が出ていない点のみ